日本史アラカルト-8.銅鐸- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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銅鐸(どうたく)は、弥生時代に製造された釣鐘型の青銅器です。

大きさは12cmから1mを越すものまで出土しています。

今までに出土した銅鐸の表面には、人、鹿、鳥、魚、カエルなどや種々の文様が描かれています。

日本国内ではおよそ500個が出土しています。

銅鐸は銅製で鐸のような形をしているので「銅鐸」と名付けられましたが、銅鐸のように吊るして使用されるものは本来は「鐘」と呼ばれますが、実際は楽器であったかは定かではありません。

出土した遺跡ごとに用途・保管方法や埋納が異なっていることから何に使用されていたのかは一律に論じられないとされています。

従って銅鐸の使用目的は今もはっきりしていません。

切手は2008年日本発行の「地方自治法施行60周年記念シリーズ 島根県」の中の一枚で銅鐸が描かれています。

 



 

切手は2020年日本発行「国宝シリーズ 第1集」の中の一枚で、銅鐸が描かれています。