変わり種切手-2.世界最初の金箔切手- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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この切手は1965年ガボンから発行された「シュバイツァー博士追悼記念切手」で、裏糊引きをした純金の箔にエンボス加工をして印面を作り、目打の型抜きをして切手の体裁に仕立てる金箔切手です。

この金箔切手は、金箔のように薄いものではなく切手1枚当たり純金を0.6gも使った、金の板板切手とも呼べる立派なものです。

当時手に入れた時の価格は忘れましたが、2022年7月1日時点の金価格は1g8700円前後ですから5000円以上の値打ちがあり、更にコレクションとしての値打ちが加味されますからかなりの価格となるのではありませんか。

専門家の調べによりますとこの切手は、主成分は金であるとのことです。

その後多くの国から金箔切手が発行されています。