ダイヤモンドは、世界で最も硬い天然の物質として知られています。
現在ダイヤモンドより硬い物資が発見されています。
これはロンズデーライトという物質です。
ロンズデーライトはダイヤモンドと同じ炭素原子の結晶で、その結晶の構造から「六方晶ダイヤモンド」とも呼ばれています。
ロンズデーライトという名称は、女性結晶学者キャスリーン・ロンズデール(1903~1971)に由来しています。
ロンズデーライトは、グラファイトを含む隕石の衝突によって形成されることがまれにあるそうです。
鉱物の硬さはモースの硬度によって表されます、この硬度はドイツの地質学者で鉱物学者であったフリードリッヒ・モース(1773~1839)によって1812年考案されました。
硬度は1~10あり一番柔らかい鉱物を1とし一番硬いものを10としています。
ダイヤモンドは硬度10になります。
モース硬度計では、鉱物同士をこすりつけて、硬度の大小を決めます、キズがついた方が硬度が小さい鉱物で、キズをつけた方が硬度の大きい鉱物なのです。
硬さと強さは同じものではなく、全く異なったものなのです。
ダイヤモンドはハンマーでたたくと簡単に割れてしまいます。
硬いとは、ひっかいた相手にキズをつけるという意味であって、衝撃に対して強いという意味ではありません。
割れにくさは靱性(じんせい)という別の指標で評価されています。
【おまけ】
硬度は【ひっかき傷】に対する硬さを表します。
靱性は【割れや欠け】に対する硬さを表します。
一番傷付きにくい(硬度が大きい)宝石はダイアモンド
一番硬い(靱性が大きい)宝石はルビーとサファイア
人工物でハイパーダイヤモンド(ダイヤモンド・ナノロッド凝集体)は、天然ダイヤモンドよりも硬い物質です。
ハイパーダイヤモンドとは、フラーレンを原材料にした物質で硬度・靭性は天然のダイヤモンドより3倍ほど大きいといわれています。
切手は1980年南アフリカ発行の「世界ダイヤモンド会議切手」で、偉大なアフリカの星と呼ばれるカリナン1世(530.2カラット)ダイヤモンドが描かれています。
切手は2012年ドイツ発行の「鉱物切手」で、サファイアが描かれています。
切手は2012年ドイツ発行の「鉱物切手」で、ルビーが描かれています。
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