不思議に思う話-5.トンボは前にしか飛ばないのは本当??- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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トンボは全世界に約5000種類、うち日本には200種類近くが分布しており、その中でオニヤンマは日本最大のトンボです。

 

このオニヤンマも最近はほとんど見かけなくなりました。

トンボは前にしか飛ばないように出来ていて、常に前へ前へと進むことから、戦いにおいて、後ろにひかない、前に向かって進むという縁起を担いで、よく使われていたのだと言われています。

本当にトンボは後には飛ばないのでしょうか?

航空力学の権威東 昭博士(1927~)は、トンボは姿勢を換えずに自由に空を飛ぶことが出来るほとんど唯一の飛行物体と発言されています。

トンボは慣性の法則に逆らって空中で急停止出来るのは空気の粘性を利用し前に逆噴射しているからで、トンボはバックもできる。

姿勢を変えないで急上昇急降下が出来るのも噴射の方向を変えるだけで上下前後に移動できる。

トンボは飛行の名人で、まっすぐ飛んでいるかと思えば突然、上下左右に向きを変えたり、そのまましばらく空中に静止したり、バックしたり、宙返りをしたりと、自由自在に空中を飛び回ります。

トンボはまさに「空中の王者」といってもよい昆虫です。

トンボは人気があることから、トンボを描いた切手は多くの国から発行されています。

切手は1987年日本発行の「昆虫切手」の中の1枚で、オニヤンマが描かれています。

 

 


 


切手は1986年日本発行の「昆虫切手」の中の1枚で、生きている化石のムカシトンボが描かれています。

 

 



 

切手は1994年日本発行の「通常切手」の中の1枚で、よく見かけるシオカラトンボが描かれています。

 

 



切手は1977年北朝鮮発行の「蝶切手」の中の1枚で、ギンヤンマが描かれています。