切手の中の病-3.アレルギー疾患- | 血液の鉄人の医学と切手のサイト

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アレルギー(独: Allergie)とは、免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こることを言います。

殆どの場合抗原は、通常生活で曝露される量では無害であることが多く不快な症状は起こりません。

不必要に不快な結果をもたらす免疫応答が起こっている場合をアレルギー性疾患と言います。

代表的な疾患としては アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症)、アレルギー性結膜炎、 アレルギー性胃腸炎、気管支喘息、小児喘息、食物アレルギー、薬物アレルギー、蕁麻疹があります。

1997年デンマークから、「喘息・アレルギー協会切手」が発行され、何かの植物に反応して、大きなクシャミをしてる人が描かれています。

 

 



この切手には、アレルギー性鼻炎の症状が見事に図案化されています。

更に気管支喘息を意味する「Astma」と言う文字も上部に記載されています。

このことからして、この切手は世界で初めてアレルギー疾患の症状を描いた切手といえます。