医学切手の収集を始めてから40年が経過しました。
この間収集した切手は数え切れません。
このブロクでは切手に描かれた医学上の出来事を紹介させていただきます。
2019年11月に中国武漢市で発生した新型コロナウイルスによる感染症で全世界がパニック状態になってます。
思い起こしますと、2002年にも中国でコロナウイルス感染症が発生しています。
これは重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)で、クガシラコウモリが自然宿主であると考えられているウイルスです。
2002年11月から2003年7月の間に30ケ国を超える国や地域に流行が拡大し拡大しました。
2003年12月時点の国際保健機関(WHO)の報告によると、SARS患者は8,069人でそのうち775人が重症の肺炎で死亡しており、致命率は9.6%とされています。
この感染症の特徴としては、死亡した人の多くは高齢者や、心臓病、糖尿病等の基礎疾患を前もって患っていた人で、子どもには殆ど感染せず、感染した例では軽症の呼吸器症状を示すのみでした。
2003年には流行は収束しています。
重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)の流行が終わってやれやれと思った途端に新型コロナウイルスの流行が始まりました。
新型コロナウイルスも早く収束してほしいものです。
2003年には中国は重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)撲滅切手を発行しています。
新型コロナウイルス関連の切手は、2020年から2021年にかけて世界各国から発行されています。
今後新型コロナウイルス撲滅・感染予防等の切手を順次紹介していきます。