[イ・ジョンギルの映画読み取り]'探偵:ザピギニン',明らかだがファン(FUN)一
一時大韓民国に「ナイスバディ」ブームを巻き起こしたクォン・サンウ（39）。
俳優として目指すところは、「よく出るアクション俳優」だ。
一日も運動を欠かさずにシナリオを待つ。
ところが、これまで担ってきた配役は、このようなイメージとは程遠い。
「マルチュク青春通り（2004）」を介して可能性を示すようにしたが、肝心の光を見たジャンルはコメディだった。
「同い年の家庭教師（2003及び493万7573人）」、「青春漫画（2006及び206万6354人）」、「恋する神父（2004及び124万2476人）」などである。
舌短い発音と早急なセリフ処理などが真剣で厳粛なキャラクターを描写するのに障害となった。
不断の努力があったが、普及している画像は変わらない。
まだ「クォン・サンウ」と「室長様」という皮肉が付きまとう。
俳優に非水のような嘲笑。
しかし、クォン・サンウは、いつしか自らを戯画するほど余裕ができた。心構えも違って行った。
「完成された俳優ではないと思います。引き続き努力するのです。
観客の大多数が変化を認識していなければ、もっと熱心に走ってべきでしょう。」
「探偵：ザ・ビギニング」彼が4年ぶりに出す忠武路復帰作である。またコメディ。
しかし、彼が最も上手にこなすことができるジャンルだ。
クォン・サンウも「「漢方」が必要だった、これが最善だった」とした。
映画は、ステレオタイプの演技が主をなす。
彼が引き受けた'ガンデマン」は、国内最大の未解決殺人事件カフェを運営するパワーブロガーであり、漫画喫茶を運営して生活と育児の責任を負う最もである。
自分の夢を追いかけようと努めるが、ベテラン刑事ノテス（ソン・ドンイル）、妻（ソ・ヨンヒ）など、常に負う。
ここでコミックに梱包されて表示される反抗と甘さは「同い年の家庭教師」のジフン、「恋する神父」のギュシクなどよく似ている。
また、他の主演ソン・ドンイルも変わらない。
ドラマ「ウンシルイ（1998）」の「赤い靴下」から「応答せよ」シリーズの「ソン・ドンイル」まで構築した真央ながら生半可なコミック演技をそのまま再現する。
このような演技の組み合わせは、ややもすると「SNLコリア」のスタンドアップコメディ（俳優が観客に面しているリアルタイム喜劇）を視聴するような錯覚を与えることができる。
しかし、キム・ジョンフン（38）監督は、抑止であったり、過剰なアドリブを徹底的に警戒する。
状況のあちこちにコミックの要素をさりげなく配置し、すべての神々を迅速に引っ張っていく。
その間俳優たちが演技の欠点は、自然に希釈される。
このような演出は、日本の推理、捜査物でよく見ることができる。
観客に探偵や刑事の感情に移入される余地を十分に付与して、重い事件を迅速かつウィットあふれる解決する方式である。
そうしたら探偵物の性質を完全に明らかにギラン容易ではない。
「探偵：ザビギニング」も例外ではない。映画の80％ほどをコメディに費やしているため、偶然なく事件の糸口を見つけるなど連続殺人事件を解いていく過程で、脈が解けるシーンが少なくない。
重い事件に観客を違和感なく導くところまでは成功しますが、韓国版「シャーロック」を思い浮かべるは、これらの期待に確実に対応させるには多少不足している。
また、映画は中盤まで追撃の糸口をほとんど提供しない。
反転に植えておいたコードもそれほど新しくない。これまで韓国映画で扱ったことはないが、多くの外貨が使用してきた素材だ。
それでもクライマックスを描く後半20分には、かなりの緊張感が滲んでいる。
特にギセフン（41）撮影監督が一人で四つの酸素ボンベを使い、撮影した水中シーン事件がベールを脱ぐゴルフ練習場新は手に汗を握るほどのサスペンスが含まれている。
コメディで一貫してきた以前の物足りなさを多少なりとも吹き飛ばすほどのレベルである。
物語の統一性も欠かせない。緊急の状況でもガンデマンとノテスの葛藤と解消を絶えず観察して極が一様滑らか転がっていく。
二人は最初の出会いからお互いを捜査の障害に思って争う。
当然シャーロックとワトソンのように完璧ではない。
しかし、家庭での低い位置を見つけられた後から、互いに哀歓を分けて同質感を感じる。
家の中で第口実ができない夫が殺人事件を介して家族の大切さを再刻印するという内容である。
キム監督は、殺人事件からまで夫婦関係についての質問を投げかける。
現時代を生きていく夫の立場を反映したという点で、30～40代の男性の観客の共感を得る簡単するものと見られる。
家族を素材に含まれており、秋夕を狙ったキリングタイムの映画でも遜色がない。
しかも映画は「推理」と「コミック」を比較的無難に混ぜた。監督がかなり難しくする課題をやり遂げたということだけでも、十分に照明を受けるに値する。
文・画像 asiae