[TV壇上]最近TVは復讐を中継する
チュダヘ(スエ)が大砲を車に設置しておいた爆弾にベクドフン(チョン·ユンホ)が死亡し、ハリュ(クォン·サンウ)は、大砲の車を金を受け取って明け渡したホームレスを見つけチュダヘを殺人教唆に捕まえ入れる証拠をぴったり捕まえたのに...なんてことだ、チュダヘの義理の兄のヤンホン(イ·ジェユン)がすべての罪をかぶるので、チュダヘは再び九死に一生。
もう"国民悪女"に通じるチュダヘ、すでに4人も死んでいったところにハリュの孤軍奮闘にもかかわらず、この"国民悪女"は決定的瞬間ごとにハラハラ危機を抜け出して、これを見守る多くの視聴者たちが'ダプダプジュン"を訴えしている。
チュダヘの首をしめて目に充血を立てた復讐の化身ハリュが本人自らに"ハリュが本当の下流なったようだ"と心情を吐露する状況に至ったので、その息苦しさが仮に視聴者だけの分け前ではないだろう。
最近TVに復讐劇があふれている。 SBS "野王"と"お金の化身"、MBCの"百年の遺産"と"愛したみたい"程度が代表作といえるだろう。でもTVドラマに復讐という素材が使われたのが昨日の今日であるだろうか。ドラマをもっと劇的に作ってくれる非常に重要なデバイスの一つだから昔も今も"復讐"は非常に優れた話題の種だ。
ところが、最近になって特に復讐劇ドラマに対する視聴者たちの関心が熱を体感する。理由が何なのか? 14年前シム·ウナがイ·ジョンウォンを睨みながら"あなた、壊してしまうだろう"と噛み食べるように言った時も、この程度ではなかったようだね。
筆者は、その原因を文の冒頭でしばらく言及した"ダプダプジュン"で検索する。復讐のプロセスがあまりにも遅々として進まない。娘ウンビョル(バクミンハ)死以後前もってするべきだった復讐がベクドフンが死ぬまでまだ仕上げがれないから一ヶ月がはるかに過ぎても"野王"が放映される間視聴者たちはチュダヘ悪口だけいっぱい並べ悩んでいる。
それだけなのか。"お金の化身"で、自分の正体を悟ったイチャドン(カン·ジファン)が今まさに復讐の序幕を開き始めたドラマ終映まで10回も残っていて、"百年の遺産"は、なんと50部作で企画されたドラマだ。 "愛したみたい"は、さらに端がいつなのか決まってもいなかった。ともかく"愛したみたい"は、ほぼ5ヶ月目に放映されているところである
復讐もまともにできないまま時間だけが引きずっているこのドラマは不思議なことに視聴率は20%を行き来して巡航している。中息苦しい視聴者たちはついにこの遅々として進ま復讐劇を無視できない。視聴率が示す通り、製作者の立場では、この復讐劇を最大限に長く引っ張っていくことが、安定した広告収入が保証される道であることを知ることになる。だから回を重ねるごとに複数の一番奥先送りのための各種無理な設定が度を越している
"野王"チュダヘの全知全能な能力は"国家情報院要員説"が出回る状況であり、"百年の遺産"姑の部屋会長の嫁に向けた蛮行はほとんどの凶悪犯罪レベル。このようにいかにも強情そうな設定でごちゃ混ぜになったドラマを視聴者たちはとにかくずっと見守るほかはない。 なぜかって?まだ復讐は完成されていないのだから。
TVの復讐中継は視聴者のイライラと怒りが混じった観客評横行する中でどうなろうと興行している。現実でない多緩め実生活の息苦しさがTVでもさっぱり解けを期待しながら、視聴者たちは、喜んでこの"どん詰まり復讐の中継放送"を見守る。
文・画像 朝鮮日報