12週間ほど前、伯母が亡くなった。

102才だった。

私の父の兄、つまり伯父の連れ合いだけれど、親世代の最後の一人だった。

親しいお付き合いもしていなかったし、102才という年齢もあって、悲しいという感情はわかなかったけれど、これで、親世代がいなくなったというのは、ある種の感慨があった。

何というか、親戚との縁がぐっと薄くなったという感じだろうか。

 

あとは、この伯母の長男、つまり私のいとこが、今後お付き合いをどうするかだろうと思うけれど。

 

ところで、そのいとこがお礼の言葉とでもいうのかしら、葬儀での弔問客へ語ったこと。

 

伯母は若い頃身体が弱く、伯父は逆に丈夫で元気、きっと伯母は早死にで、伯父は100まで生きると思っていたそうだ。

その伯父が病を得て60才にならずに亡くなり、体の弱い伯母が残された。

それがどういうわけか、どんどん元気になって、数年後から始めた日本舞踊を30年以上も続けていたそうだ。

そこで良い友達に恵まれ楽しい毎日を送っていたという。

そして、「息子から見ても幸せな人生だったと思います」と結んだ。

 

そう思って親を送れるのは子にとっても幸せなことだったと思う。

 

夫がなくなってから元気になった未亡人の話はよく聞くし、実際にも知っている。

でも、それはやはりせいぜい60才くらいまでに未亡人になった場合だろうと思う。

後期高齢者になった身では、もし夫が…と想像するのも辛い、嫌だ。

夫も同じだろう(多分)

 

生きていくなら、できるだけ二人で健康でいたいと心から思う。