「ねぇ、わたしの矯正、どこにある?」
えっ
ま・・まさか・・・
二人して怒濤のように今日の記憶を遡り、
同時にたどり着いた結論。
飲食店に忘れてきたーーっ
食事をする際は取り外すことになっているので、ペーパーナプキンに包んでいたのは私も見ていた。
ケースを持って行くのを忘れていたので、そうしたんだけど、
乗せただけだと、見られるのが恥ずかしくて包んだんだよね。
うん、その気持ちはよーーーく分かるよ。
食事終了後、
私も「忘れ物ないかな?」と声をかけたけど、
包んで見えないものは、忘れていました。
でも、夢であって欲しい現実・・・
「この時間(21:30)にはお店閉まってるし、
もうゴミとして捨てられてるよ・・・ 」
と話をすると、
自分のしたことの重大さに気づき、傍らで泣く長女
ごめんなさ-い
さぁ、どうする? 私。
散々迷い、葛藤したけど
彼女の為に私ができることはただ一つ。
「翌朝、すぐにお店へTEL📞すること。」
翌朝 TELすると、
「え~っ 」と店主の女将さんもビックリ!
でも、「わかりました。探してみます。」
と、こちらの想いを汲んで下さり、
探してもらうこと1日。
「ありました」との連絡を頂きました
もう、《 感謝感謝
感謝
》の気持ちでいっぱい
もっとたくさんのお礼を言いたかったのに、この言葉しか出てこなかった。
本当に、本当に、ありがとうございます
電話を切って、ホッと安堵したのも束の間。
今度は安堵感と同時に、罪悪感が私を覆ってきた
貴重な時間を、私たちのために使わせてしまったこと。
探す作業を考えると、申し訳ない気持ちで埋め尽くされた
きっと、
「もう無理だよ」
と、諦めていればお店の方々にこんな大変な作業を
お願いしなくても済んだよね。
お店の方々は、この作業の時間を他のことに使うことが出来たよね。
そう思うと、手放しで喜べない。
でも、長女のために私が決めて行動したことだし、
正直、金銭的な執着もあったと思う(なにせ高額)。
そしたら、ふと降りてきた
子ども達にも常々伝えている言葉。
「やらずに後悔するより、
やって後悔するほうがいい!」
今回の事とは少しずれているかもしれないけど、
この言葉が降りてきたので書きました。
誰かの役に立つこと。
そう思って行動したことは、恥じたりしなくてもいいよね。
今の長女にとって、必要な物だから、
お店の方々に時間を使わせたことに対しての、
罪悪感を少しだけ軽くしてもいいかな?
こんな母でも
長女に対して、少しはお役に立てたかな?
色んな気持ちが渦巻いていたけど、出た結果。
喜ぶ顔が見られれば、私も嬉しい
これでいいよね。
お店の方々。
お礼の品を持って、週末に取りに伺います🙇♀️