そして、地元からはるか離れた東京へ赤子を連れて帰ってきました。
待ち受けていたのは、育児に不慣れかつ激務の夫。
いいやつではあるのですが、しょせん他人(!)だし男なので
実母のように子育てに関しても生活に関しても
痒い所に手が届くわけではありません。![]()
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だんだん地元での生活が恋しくなってきた私。
最初はただのホームシックかな~ぐらいに思って
家族と電話したり、児童館に繰り出したりと
何とか気をまぎらわしていました。
新生児につきものの夜泣きで睡眠不足の頭で、
ぼーっと考えるのは
「地元に帰りたい
」
そればかり。
しかも完璧主義の私は、赤子にじっと見つめられると
「お前の一挙手一投足が、私のIQに影響するんだよ!![]()
さあ話しかけろ!私から目を離すな!
お前が哺乳瓶の消毒をおざなりにしてみろ、
私は死ぬからな!」
と言っているように見えました(うそのようですが、いたってマジです)
その思考はどんどんエスカレートしていき、
赤子に対して
「こいつがいるから実家に帰れない」
という思いに変わっていきました。
そこそこやべえと思った私は、区の保健婦さんを自宅へ召喚し
話を聞いてもらいました。
若い保健婦さんから区内の心療内科を教えてもらい
早速受診。
先生の答えは
「地元帰ればいいじゃん。さみしかったらLINEすればいいじゃん」
・・・KITAIHAZURE!
友人に相談してカウンセラーさんを紹介してもらったり
(この人はとてもいい人だった)
なんとかかんとかしのぐ日々。
夫に助けてくれと泣きついても
「ベビーシッター雇おうよ」
・・・KANEMOTI HATSUGEN!
そりゃ根本的解決策かもしれないけどこのホームシックと
育児不安が複雑に絡みついた状況じゃ意味ないの!
どうしてわかってくれないの!!
と、ぐるぐるぐるぐる考えているうちに状況は悪化。
完全なる不眠に。
食欲もなく、1日食パン1枚、2時間睡眠という日々になってしまい、
妄想が始まり幻聴が聞こえるようになりました。
赤子の名誉のために言いますが、
彼女はいたって育てやすい普通の赤子だったと思います。
特別癇癪もちだったり夜通し泣き続けたりということもありませんでした。
あと赤子という呼び方は○○子くらいのノリで使ってますので
さすが産後鬱になる女は愛情薄いなとか思わないでくださいね。
具体的な妄想・幻聴の内容はこんな感じです↓
・マンションの上の階の人から洗濯物の干し方について文句を言われている
・台湾行きの航空券をなぜか何回も買わされている
・娘が深刻な病気にかかっていて自分の手には負えない
赤子が泣くたび、私は部屋の中を走り回り、どうしていいかわかりませんでした。
ミルクを作る手が震えて、正しい量を図ることもできなくなり、
最終的に実家にヘルプを求め、母に迎えに来てもらいました。
旦那はなぜか平常心でした。なぜだろう・・・