今日のテーマは「肩こり」です。
産後の方以外でも肩こりに悩まされてる人は多いですよね〜
私も実際ひどい肩こりでした。
強く指圧したり揉んでもらうと、その時は気持ちいいのですが、時間がたつと、また凝ってくる、また強く揉む、また凝る・・・まさに肩こりの無限ループ。
肩こりを根本から治したいなら、やっぱり姿勢を整えることが一番です。
重たい頭部をいかに、負担の少ないポジションで支えるか、がポイントです
スマホ首や猫背は頭部の位置が前方に変位するため、頸〜肩にかけて筋肉へ負担がかかりすぎ、筋肉が常に緊張状態、血流が悪くなり、肩がめっちゃ凝る
背筋を伸ばして、顎を少し引いた姿勢が理想的
でもこの姿勢を保つには、ある程度の体幹機能が必要なため、体幹トレーニングも併用しないといけないですね。
まずは背筋を伸ばす、お腹をへこませる、そして顎を引く。
(この時に反り腰にならないよう注意!)
立ってる時も座ってる時も、スマホみてる時もこの姿勢を意識しましょう。
姿勢以外の他の要素としては、
産後ママあるある、抱っこ紐での肩こりですね。
長時間抱っこ紐してると、肩と背中と腰がバッキバキになります。
僧帽筋、肩甲挙筋という筋肉が肩こりの原因となりやすい。
僧帽筋や肩甲挙筋などが抱っこ紐のベルトで圧迫されて、その深層にある滑液包という組織もも潰され、滑液包と筋肉が癒着し、痛みや凝りを引き起こしています。
なので、肩こりを改善させようと思ったら、この滑液包と筋肉の滑走性を取り戻すことが大事です。
強く筋肉を揉んだり、強く指圧すると、この滑液包も一緒に潰れてしまうため、さらに癒着を引き起こし血流が悪くなり凝りを感じるという、無限ループに陥る。
肩こり治療には強く揉むよりも、筋肉と滑液包の滑走性を取り戻すことが大事
肩こりの対処方法としては、
僧帽筋や肩甲挙筋のあたりを親指と人差し指で軽くつまむ。
つまんだ組織が少しづつ薄くなるようなイメージで指先に力を入れて皮膚つまむ。
この作業を凝り感じる部分に行う。
筋肉と滑液包や皮下組織がリリースされ、筋肉の滑走性が改善する。
これを行なった後に肩甲骨のストレッチを行うと更に効果が期待できます。
抱っこ紐をつける際は、赤ちゃんをできるだけ高い位置でホールドするように抱っこ紐を調整すると、首や肩への負担が軽減します。
産後は体に力が入らないのに、赤ちゃんを抱っこしないといけない、体が悲鳴をあげてます