朝から朝まで匂ってアッタマイテーっす

アレから5年くらい?
特に顔立ちを引き立ててくれるでもなく、まるで機能を停止していたオレの潰れた鼻が、つい昨日辺りから急に起動しだした。

ちょっとスエたような、でもイヤな感じではなくて、かといってミントとかハーブみたいに、鼻腔をくすぐるような感じはある。

鼻腔からの感覚が久しぶり過ぎて表現できないけど、とにかくある日の朝、確かこの前の金曜日、7時にカーテンを開けて、「あぁ、今日はこんな天気だからジーンズを洗濯して部屋干しでもしてやろう」って思った時だったと思う。

「ん?なんか匂うな」と。

特別大した感動はないんだけど、嗅覚の復活に気づいてからずーっと「ナニカ」が匂ってるもんだから、だんだん頭痛がしてきた。

その匂いが自分の体臭なのか、日に2箱吸ってしまうセブンスターによる口臭なのか、週に良くて2回しか掃除をしない部屋の匂いなのか。

ともあれ、良い原因からくる匂いではなさそうだったので、嗅覚の復活の歓びもなおさら薄まった。

でもまだ自分の感じている匂いもただの一種類でしかないからまだ完調ではないのかもしれない。

大好きだった、あの金木犀の香りが感じられたらあらためて飛び上がるかな。

きっとお母ちゃんも一緒に飛び上がってくれんだろう。



夜。

鼻が起動しだしたってことは、舌も?

これには多少なりとも期待に胸を膨らませた。

諸々あって来月末まで貧乏ライターの自分は、それでもハリキッテお台所へ。

小一時間で出来上がったシャケのムニエルとキャベツ入り味噌汁、何でも野菜のマヨネーズ炒めは、どいつもこいつもいちいいちしょっぱすぎて泣けた。