南の島でのロングバケーション | 産婦人科専門医・周産期専門医からのメッセージ

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憧れる夏休みの過ごし方 ブログネタ:憧れる夏休みの過ごし方 参加中
 昔からあこがれている夏休みの過ごし方があります。それは南の島でのロングバケーションです。

 欧米人の夏休みの過ごし方としては定番なのかもしれませんが、テレビや映画に出てくるような2週間から1ヶ月くらいの長期の休暇をとって、南の島で家族でのんびりと過ごすロングバケーションにはあこがれます。

 ハワイでもタヒチでもニューカレドニアでもいいです。毎日ビーチでのんびり過ごす生活は、きっと心底リフレッシュできることでしょう。

 夏期休暇と有給休暇をまとめてとって、当直や時間外勤務で貯めた貯金を使えば、理論的には時間的にも金銭的にも可能なはずのロングバケーションです。

 しかし、現実的には無理ですね。金銭的にはともかく、2週間から1ヶ月の連続休暇をとることは不可能です。産婦人科の診療では担当する入院患者さんや外来患者さんが多くいます。長期休暇をとってもギリギリ1週間までです(前後の土日はさんで9日間)。毎年夏休みの予定を考える頃になると、主治医のない麻酔科や放射線科などにすればよかったのではないか、そうすれば長期休暇もとりやすかったのではないか、とそんな邪心が頭をよぎることもあります。