こんにちは!

 

昨日、

患者さんの親指の付け根に

小さな青タンがあるのを

看護助手さんが報告してくれました。

 

下矢印まさにここらへん

 

一昨日にはなかった

新しい青タン。

 

患者さんに聞くと

いつ出来たかわからないとのこと。

 

アメリカの病院では、

 

根拠が不明な青あざは虐待のサイン。

 

発見から2時間以内に

あらゆるとこをしなければいけません。

 

それは・・・

  1. 他の場所にも青あざや痛みがないか全身の身体所見をアセスメント
  2. スーパーバイザーに報告
  3. 州の管轄に報告
  4. 行政監察官に報告
  5. 市の看護部へ報告
  6. 病院の警備員に報告
  7. 家族へ報告
それが終わると・・・
  1. 非常事態報告書を作成
  2. 看護計画を追加
  3. 観察項目を追加
  4. 3日間各シフトでバイタルサインチェックと看護記録
 
この患者さんは、
週に3日透析に出かけていて、
移動介助がとても多い方なんですね。
 
ベッドから車椅子。
車椅子からトイレ。
トイレから車椅子。
車椅子で車に移動。
透析センターへ移動。
などなど・・・
 
どこかの何かの拍子で
指を打ったんだと思います。
 
しかも、
ご主人がほぼ毎日面会に来て、
透析にも付き添われます。
 
本人もご主人も
「あれ〜、どっかで打ったのかな〜。」
ってな反応でした。
 
がっ!しかし!
 
青あざは青あざ。
 
しないといけないことは、
しないといけない。
 
万が一、将来的に明らかな虐待のサインが見つかった時、
過去に報告はなかったのか?と
記録を遡って追跡することが必要になります。
 
小さなサインを見逃さず報告することで、
虐待の抑制や
移動介助の時の注意喚起にもなります。
 
明らかな虐待のサインではない、と言う理由で
見過ごすことは許さないと言う態度は、
今の時代、悲しいけど大切なこと。

 

 

日本はどんな感じでしょうか。

 

ちなみに上記した

「しなければいけないあらゆること」は、

主にチャージナースのお仕事になります。

 

昨日はチャージナースさん

時間内で記録が終わらず、

私たちフロアナースは

チャージナースを残して帰りました。

 

ありがとう・・・。おねがいウルウル

 

なんかあった時の

記録作業って煩雑で時間がかかるよね。

施設系のお仕事あるあるだよね。

 

みんな頑張ろうね。

 

 

今日も読んでくださって、ありがとうございます。流れ星