悪魔との契約。
代償と引き換えに願いを叶えてもらいますが大抵、悲劇的な結末を迎えます。
藁にも縋る、ということわざがあります。誰にも頼ることができず、助けも期待できない状況に陥ってしまえば悪魔に縋ってしまうのも理解できます。
本作の主人公みどりさんは悪魔リューゲルと契約して力を手に入れます。
リューゲルの男根が体に生え、自分を支配する神のような存在の父を倒します。絶対的な存在を倒した瞬間の解放感と手に入れた自信は相当なものでしょう。
みどりさんとリューゲルの関係を認識していたのが人形とぬいぐるみだったのが悲しいです。
話が通じる状態ではないみどりさんに警告や注意をしてバラバラにされてしまいます。子供の頃から一緒に過ごしてきたみどりさんを何とか助けようと頑張っていたのが健気でした。
話が進むにつれてみどりさんの目が変化していくのが怖かったです。
どこにでもいる子供が得体のしれない存在と関わっておかしくなり、悪魔になってしまうのは悲劇としか言えません。