⋯⋯なかった事にしてやろうか?

取り返しのつかない事をしてしまった時、最もかけて欲しい言葉です。

この言葉に本作の主人公みどりさんは救われます。


山犬を生き埋めにした"山犬塚"がある犬森下6丁目は十年に一人、町から人がいなくなる。

かつて森の主として恐れられていた山犬に十年に一人、生け贄が捧げられていた言い伝えがあり、今も生きている山犬の犠牲になっている。


同窓会の為に町に戻ったみどりさんは旧友の春美、妹の夏子との再会を楽しみます。

かつて自分の過ちで事故にあった夏子ちゃんとも何事もなかったように遊びます。その夜、過去のツケを払う事になったのは自業自得です。

[寝ているときに枕元に立たれるのは本当に怖い]


みどりさんは忘れていましたが、町に戻ってきたのは過去の清算以外にないでしょう。

最期に自分が喰われてしまう時、罪の意識や負い目があり受け入れたように思いました。