コンサート日記527九州編(オルソップ×角野隼斗×RSW) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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お天気が典型的な高温多湿で、ムシムシして霧雨の降るなかアクロス福岡へGODASH!

 

今回の客層も圧倒的に女性が多かったのですが、角野隼斗くん目当てだけではなく、 ウィーンフィルも交響楽団も放送交響楽団も区別つかずオケ名でチケット購入したご婦人方も多い感じでした叫び

 

曇天ムシムシ

アクロス福岡前
 
到着
フォトスポット

2024年9月11日

アクロス福岡シンフォニーホール

ウィーン放送交響楽団

with 角野隼斗

来日ツアー福岡公演
Cond:マリン・オルソップ
Pf:角野隼斗(Cateen:かてぃん)
 
【第1部】
弦楽合奏のためのストラム(J.モンゴメリー)

ピアノ協奏曲 第26番「戴冠式」K.537
(W.A.モーツァルト)
第1楽章 Allegro
第2楽章 Larghetto
第3楽章 Allegretto
 
【ソリストアンコール】
ワルツ第1番 Op.18《華麗なる大円舞曲》
(F.ショパン)
 
【第2部】
交響曲 第3番変ホ長調 Op.55「英雄」
(L.v.ベートーヴェン)
第1楽章 Allegro con brio
第2楽章 Marcia funebre: Adagio assai
第3楽章 Scherzo: Allegro vivace
第4楽章 Finale: Allegro molto
 
【オケアンコール】
『アツィンヘイラ』より「ダークグリーン」
(H.アイゼンドレ)
シャンパン・ポルカ(J.シュトラウスⅡ)
 
 
まず最初の曲「ストラム」は作曲者曰く、
 
もともとチェロ五重奏団の結成のために考案されたこの曲は、ボイシングがアンサンブル全体に広く広がることが多く、音楽に広がりのある音質を与えています。Strumでは、テクスチャーの動機、リズミカルなオスティナーティの層、それらがつなぎ合わされて音のベッドを形成し、メロディーが織り込まれたり出たりすることを利用しました。かき鳴らすピチカートは、テクスチャーの動機として機能し、作品の主要な駆動リズミカルな基盤として機能します。アメリカの民俗のイディオムとダンスと動きの精神を取り入れたこの作品は、つかの間の郷愁から始まり、恍惚とした祝祭へと変化する一種の物語を持っています~だそうです汗うさぎ
 
J.モンゴメリー
オケ配置
 
 現代音楽もあれこれ聴かされてきましたが、予想に反しすーーっと耳に入ってきましたニコ
 
基本は弦楽合奏でピィツィカートではじまりましたが、演奏がコナレている印象で、指揮者とオケの理解度は高いようです~現代曲はからっきし×な私が言うなっててへぺろ
 
そして管楽器にも言えるのですが、弦の音が大きいと言うよりは野太く、人数の少なさを感じさせませんが、東欧系の音色とも違う微妙なサウンドでした
 
 
私は在京時代は毎年VPOの来日公演を複数回きいたり、ウィーン交響楽団をジョルダン指揮で聴いたりしていたので、一種の怖い物聴きたさに今回このオケのチケットゲットしたわけです
 
で~基本定演でも無い限り自分からベト交は聴かないので、角野くんは私のオシめんではないものの、必然的にかてぃんに注目でしたキョロキョロ
 
今回の演目は1790年10月に挙行された神聖ローマ帝国レオポルト2世の戴冠式での祭典で演奏されたと、初版楽譜の表紙に記載されていたところから「戴冠式」の愛称がついたとされます
 
演奏は古典的な長大な前奏部分(80小節)を経て軽やかに独奏Pfが登場しますが、以前からかてぃんを何回も拝聴しているのでテクレベルは周知していましたがやはり盤石でしたOK
 
ただ藤田真央くんのようなこれぞモツというようなノーブルな領域まではいかず、軽快さも安定感もあるのですがそこどまりはてなマークなんでも弾けるだけにもったいないか
 
今後もいろいろな曲をジャンル問わずにトライしていくでしょうから見守りましょうねうさぎのぬいぐるみ
 
モツPf協26冒頭
かてぃんカーテンコール
 
 
今回のメインは王道はてなマークベト交3「エロイカ」ですが、九響演奏会のブログのように曲解説は書きませんが、というよりそこまで書く気分にはなれないので悪しからずうーん
 
第1楽章の有名な第1主題からソナタ形式の展開となるわけですが、前述したように野太い音でサウンドとしてはウィーンあるいは東欧系の印象はなく、ベトの交響曲に共通のサウンド(ブルックナーと違い版や稿の問題はないはず)がある程度再現されるはずですがバレエ
 
第2楽章の葬送行進曲や第3楽章の狩りのHr(トリオのHr三重唱)、最終楽章の盛り上がりもそうですが、どれもそれなりにと私には感じられましたもやもや
 
オルソップさん
 
少し来場された皆さんと感覚が違ったようで、終演後は盛大な拍手とぶらぼぉの声が・・・
 
別にディスっているわけではなく、今回の自席は2F最前列ど真ん中でS席15000円ですから、チケット代なりにというところでしょうか(損した気分まではいかない程度)
 
ソリストもオケもアンコールの方がより楽しめたかなニコ
 
まあそれぞれいろんなパターンを経験するのも修行ということでwwおやすみ
 
カーテンコール
 
アンコール
次回は歌舞伎