コンサート日記404九州編(下野竜也×北村朋幹×九響) | チャーリーの音楽の旅 ~ゴールド金賞~

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おじさんのコンサート三昧♪
主観オンリーで主に九州のコンサート状況をアップ

とんでもなく大型・超強力な台風10号が近づいていますが、今回の演奏会はギリセーフキョロキョロ

定演に続いて名曲・午後のオーケストラ会員も初回を迎えてデヴューすることができましたあせる

 

JR博多駅・・・人すくなっ~

台風前の曇天アクロス福岡

明治通り入口

天神中央公園側入口

 

 

ホール入口

 

 

九州交響楽団 

第23回名曲🎼午後のオーケストラ

Cond:下野竜也  Pf:北村朋幹

2020年9月5日 アクロス福岡シンフォニーホール

 

【第1部】  

  ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73「皇帝」(L.v.ベートーヴェン)

     第1楽章 Allegro 変ホ長調

     第2楽章 Adagio un poco mosso ロ長調

     第3楽章 Rondo Allegro - Piu allgero 変ホ長調

 

【第2部】   F.v.スッペ特集

  「ウィーンの朝・昼・晩」序曲   

  喜歌劇「怪盗団」序曲
  喜歌劇「美しきガラテア」序曲  

  喜歌劇「スペードの女王」序曲

 

 

 

今年はベトイヤーでコロナも重なると、昨年から幾度となく聴くことになるPf協5が

重宝はてなマークされるのは、致し方ないところではありますが(今回も前半ベトコンオンリー)

 

さて肝心の演奏ですが期待の若手~北村さんはテクはもちろん問題なく、打鍵も

正確で綺麗なベトコン5ですが、ブッフビンダーのような遥かな頂を思わせる精神性

というかインスピレーションはなく第1楽章が終わるといつしか爆睡してしまったショック

 

オケ専でTb族の私はPfに造詣があるわけもないのですが、逆に通常形態では約束

の協奏曲カップリングを数多聴いているなかリサイタルを聴きたくなるソリストは稀うーん

またなにかご縁があれば・・・・ですあせる

 

ソリストアンコール:武満徹「雨の樹 素描Ⅱ オリビエ・メシアンの追憶に」

 

北村朋幹さん               第1楽章第1主題

  

 

 

休憩後はスッペの序曲特集~タッチャンらしい曲オンパレードラブラブオペレッタ王のスッペ

1800年代中盤の作品を中心にピックアップされましたが、爛熟する世紀末ウィーンへと

向かう萌芽を感じられる洒落た作品が多い印象で実演も超~~楽しかった爆笑

 

    

 

後半第1曲目「ウィーンの朝・昼・晩」は巧な転調とVcの優美な長いソロが印象に残る曲音譜

特集4曲中で私のお気に入りNo.1は第2曲目「怪盗団」~で初めて実演を聴きましたが

スッペらしい華々しいファンファーレでスタートすると軽快な曲調を展開

 

中間部ではまるでマラ7で出てくるナハトムジークの描写のようなGtとClとの掛け合いがお願い

他の曲もそうですがワルツありポルカありでタッチャンもダンサブルなタクトでのりのりヒミツ

 

 

特に第3曲目「美しきガラテア」はウィンナーワルツが軽快クラッカーオケも上手くて

のりもよく、タッチャンも指揮台の端から端まで使って彼らしく踊るおどるニヤリ

 

ラスト「スペードの女王」をドラマチックで豪華にフィニッシュすると、アンコール

があれば「詩人と農夫」と予想していたが、実際は「軽騎兵」これも懐かしやビックリマーク

 

このまえの東京シティ・フィルのブル8も素晴らしかったが、今回の序曲集も

音楽の楽しみ方のひとつとしてアリかな合格後半も進んでいくと演奏会全体

まるでVPOのニューイヤーコンサートのような雰囲気に十分楽しめましたニコニコ

 

 

 

 

 

次回の九響は9月19日の定演で、小泉さんのタクトでベト2&ブラ2ですね~都響では

よく聴いた小泉さんの交響曲~できればHrもう少し安定感がほしいですねヨロシクニコ