1956年株式会社ブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏より、会社創立25周年を記念して久留米市に寄贈され石橋文化センター開園されました![]()
【寄贈された施設】 美術館、体育館、文化会館(木造)、50メートルプールと観覧スタンド、野外音楽堂、テニスコート、児童遊園地、ペリカンプール、洋風庭園、「ミロのヴィーナス」像、「みどりのリズム」像など敷地面積約30,361平方メートル~さすがブリジストン![]()
1963年には石橋文化ホールと石橋文化会館が完成しこれも久留米市へ寄贈
ホールのこけら落としは九響の特別講演だったそうです![]()
石橋文化センター入口
石橋文化ホール
石橋文化センターHPより
2025年11月3日石橋文化ホール
須川展也
サクソフォン・リサイタル
石橋文化センター開園70周年記念プレ事業
Sax:須川展也
Pf:小柳美奈子
【プレコンサート】
★明星中・荒木中・江南中合同演奏
追憶のテーマSaxsolo:須川展也
(M.ハムリッシュ/編:浦田健次郎)
青春の輝き
(R.カーペンター/編:森田一浩)
宝島(和泉宏隆/編:真島俊夫)
【第1部】
アヴェ・マリア(G.カッチーニ/編:朝川朋之)
カルメン幻想曲(F.ボルヌ/編:I.ロト)
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
(P.マスカーニ/編:須川展也)
ファジイバード・ソナタ(吉松隆)
第1楽章 Run Bird
第2楽章 Sing Bird
第3楽章 Fly Bird
【第2部】
スウィートメモリーズ(大村雅朗)
~松田聖子ヒット曲より~
上を向いて歩こう(中村八大)
Gravity Assist(狭間美帆)
シーガル(真島俊夫)
レガシー・オブ・グレンミラー
(J.ガーランド・G.ミラー・J.ウィナー/編:石川亮太)
【アンコール】
G線上のアリア(J.S.バッハ)
踊り明かそう~マイ・フェア・レディより(F.ロウ)
自席より
プレコン
プレコン終演
プレコンありと聞いていたので、須川さんがロビーコンサートするのかと思っていましたが、久留米市内の中学生による合同演奏+須川さんのソロでした![]()
今は少子化や教師の働き方改革もあり、部外指導者による地域活動へと変更する流れで、今回もその一環かは判りませんが、須川さんとの共演は一生の思い出になったことでしょう![]()
日本のクラシック界でSaxと言えば須川さんが第一人者ということは不動のことだと思いますが、東京時代よりリサイタルを聴く機会が増えました![]()
前半はクラシックステージといった趣で、Saxソロが美しいメロによく合う名曲ぞろいでしたが、メインの吉松さんのファジイバード・ソナタだけは初聴き![]()
第1部は名曲シリーズでしたがカッチーニのアヴェ・マリアやマスカーニの美しいSaxの音色や毎度お馴染みカルメン幻想曲の超絶技巧と盛りだくさん🥰
最後の吉松さんは、後半の狭間さんへの委嘱作品と同様に渋い選曲~特に吉松作品の第3楽章は一般受けはしないながら、なかなか唸らせてくれる演奏でしたぶらぼぉ~~![]()
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後半はご当地(久留米市)関連から2曲~松田聖子のスウィートメモリーズは言わずと知れた甘いメロが印象的な名曲~サックスの音色がまた合います
ジャズの大作曲家の道を着々と進む狭間さんへの委嘱作が3曲目~宇宙好きの須川さんが人工衛星をテーマに依頼したとか![]()
なかなか美帆さんらしい曲想を無伴奏ソロで聴かせる須川さんもさすがでした(語彙不足)

真島さんのシーガルも吹奏楽の名曲で、ヤマハ吹奏楽団東京特別公演で須川さんの名ソロを聴いたことがありましたが、今回のピアノ伴奏版もよりサックスがフューチャーされて絶品でした
ブラニッシモ![]()
最後はグレンミラーの名曲のメドレー(イン・ザ・ムード、ムーンライト・セレナーデ、リトル・ブラウン・ジャック)~So Fine![]()
終演

アンコールはG線でシットリと落ち着かせ、踊り明かそうで再度アゲアゲ
いや~三井さんの冠リサイタルとはいえ、これが1000円で聴けるとは奇跡でした
もう一度ご両人にぶらぼぉ~~でしたサンクスまたね===![]()
アンコール終演
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