マケドニア２日目

午前中はスコピエ市内を再度撮影。
市内を見渡せる山をロープウェーでのぼり、頂上にある十字架や、
スコピエ市内を囲む山脈を撮影。

朝のアレキサンダー大王は、彼の顔をくっきりと見え、また違った
重厚さがある。

どんな街でもそうだが、昼間の顔と夜の顔は全く違う。
...

自分が旅行をしている時も、両方の顔見たさに昼と夜に同じ場所に
でかける。
光で照らされたその街と、夜の闇ともしくは人工的な光に照らされ
たその景色は、全く別物といってよい。
もちろん、それぞれの良さがあり、それぞれが魅力的である場合が
多いのだが。
そして、景色でなくその街の空気や匂いも、昼と夜では全く違う。
それは、自分の感覚で感じるその町の治安状況であったり、活気も
違う場合が多々あるのだ。その違いを堪能することも、一つの楽し
みでもある、

マケドニアは、冬はマイナスの世界に入り、夏は40度を超す暑さ
になるらしい。
日本と同じく４季があり、この時期は紅葉がとても綺麗に色づいて
いる。
渓谷は地元民であふれ、のどかな時間を楽しんでいた。
カントリーサイドへ数時間の移動ののち、湖や、山肌に立つ家々、
紅葉で彩り豊かな山々を撮影。。
更にのどかなその光景を観つつ、マケドニアという国の歴史や、そ
の深さが脳裏を駆け巡る。

彼らの国旗の意味、黄色は太陽。赤は、血だという。
彼らの長く困難な時代で流された血なのか、情熱的な燃えたぎる血
なのか。
街中いたるところに掲揚してある国旗を見て、ふと日本という国を
考える。

日本の国旗を掲揚する、もしくは日本という国歌を歌う。
それには様々な問題が伴う。問題・・・、、、、
なんと表現したらいいのか。。
愛国心、、、
その言葉の意味が、彼らと我々との間には大きな違いがあるように
感じるのだ。
歴史的な違い、そう。。。
そうなんだろう。。。たぶん。

海外に行けば、常に、この国家に対する想いや、宗教に対する感覚
の違いに直面し、考えさせられる。。。。答えのない？思考回路に
、入り込んでいくのだ。

でも、少なくとも、その思考回路は無駄ではないと、言い聞かせる
。

素晴らしい自然に囲まれ、紅葉の美しさにみとれ、
ああ、まだまだ知らない世界、場所がこの地球上には数知れず存在
しているということを再認識し、それを肌で感じてしまった以上、
どんどんと知りたい、見たいという欲求が増していく自分に気づく
。

今はただ、自分が関わったこのマケドニアという国を、少なくとも
このBlogを読んでいてくれる皆様に、知って貰えたら幸いだし
、それが、微力ながら彼らの観光PRにつながることを、期待した
い。