妙法蓮華経第12番經塚
五月ももう終わり、早いものであっと言う間に五カ月が過ぎる。
こんなことがありました。葛城28宿を歩くようになって約7年くらいかかりましたが、初めは二上、葛城、金剛、紀伊深く考えていませんでした。ただ役の小角が御所出身ということもあり何となく若い時から興味もありました。そんな中で仏教を学んで行くうえでどうしても気になるこの葛城28宿を歩いてみたいと思うようになり、地元の塚を探しで歩いておりますと徐々に次の場所に行きたいという気持ちが高くなり、暇を見ては一つ又一つと法華経塚を訪れていました。
始めは資料を基に歩くのですが中々たどり着けませんでした。
探しても無いので諦めて帰ったこともありました。
資料を集めますがその資料も余りなく中々たどり着けるものではありません。
それでも時間を見つけて再挑戦、7割ほど訪れたころ、不思議なことに第六感が働くのか定かではありませんが、道案内を自然としてくれるのです。
それは本当に不思議でした。
そうして念願の一番の友が島にたどり着きました。
不思議でした。あれほど苦労して探しても見つからない法華経塚が簡単に見つかるのはなぜ、そんなことがあり、何か真剣に物事を進めると神がおられるのか道案内をしてくれる状態となりました。
それ以来我々の知り得ない何かがある。
そんな経験をした葛城28宿走破でした。 元気な時に訪れたことは今となって本当良かったと思うこの頃です。