能登穴水町ボランティアで感じた事

穴水町は能登鉄道が復旧最中ということもありまだまだボランティアが入りにくい状態で、四月の開通で少しは入りやすくなるでしょうか、

そんな中みなさん大変な状態で避難所には行きませんでしたが、まだまだ避難生活が続くようです。二日目の片づけした家も避難生活、我々が行くので帰って来てくれました。

大変なボリュームの大事なものも含め出す決心をされました。

ご主人に聞き、重ねて奥さんに聞きながら出させて頂きました。とかく大勢のボランティアが入ると勢いで残したいものまで出されることもありますだけに慎重に進めさせて頂きました。

そんな中、穴水町のご老人が来られ町が回収するものは出さないでと説明に来られていました。

前日も同じ人が同じように支持されていました。

ご苦労なことです。

その方が帰り際、我々みんなに手を振りお見送りを受けました。

帰ってもあの時の風景は頭にこびり付いたままです。

自分の家でも無いのにこうして高齢でも手伝い、お礼される姿お見事でした。

そんな仕草で我々が駆け付けたこの重みをじっくりと噛みしめています。