むくみ（浮腫み）のお話

皆さん、足のむくみと仲良くなってないですか？

最近、一日デスクワークをしていると足がむくみます。

自分自身、あまりむくみとは縁がなかったのですが、ここにきて仲良しです。

嫌です。

さて、今回はそんなむくみ（浮腫み）のお話。

実はいろんな原因があるので、何回かのシリーズに分けてお届けします。

まずは基礎疾患のない、一般の方のむくみ。

身体の多くは水分で構成されており、水分は細胞・血管をそれぞれに循環して体内の水分バランスを保っています。また細胞には水分とともに栄養を送り老廃物を除去する役割があります。
「むくみ」というのは、この細胞の間に水がたまり、増加した状態のことをいいます。なお先ほどから漢字で「浮腫み」と書いていますが、医学用語では「浮腫（ふしゅ）」と表現します。

平成22年に厚生労働省が行った国民生活基礎調査の結果では、日本人全体の約16％が「足にむくみやだるさ」を感じており、頻度は高齢になるほど上昇しています。

栄養面での改善方法ですが、下記参考資料によると、塩分の摂りすぎには注意が必要とのこと。塩分濃度を一定に保つために水分をため込もうとしてしまうんですね。納得。

またむくみ防止の食材としてほうれん草・小松菜・さつまいも・バナナなどが挙げられています。

＜参考資料＞むくみの原因と対策を知ろう！【栄養だより2021年10月号】（日本調剤）

たまに「むくむのが嫌だから水分を控える」という方がいらっしゃいますがほぼ意味はないそうです。（心不全などの場合は別）

むしろ身体の水分バランスが崩れてよりむくんだり、他の疾患のもとになる可能性もあるので危険です。

むくみはすぐに危険な信号になるわけではありませんが、変だな？と感じたら一度病院を受診することもお勧めします。

お互い気を付けていきましょうね。

なお、全身性の浮腫となると腹水など腎不全や肝硬変など重篤な原因に関係しますが、それはまた後日！

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