”脚気”の原因とされた栄養素の今【ビタミンB1】
皆さんは”脚気(かっけ)”の検査はされたことがありますか?
膝の下をぽんと叩くと膝が伸びあがる、膝蓋腱反射をみる検査です。
私が小さい頃はまだありましたが、現在では定期的な検査はなくなっています。
農林水産省のホームページでは、「脚気になると末梢神経や中枢神経が冒され、足元がおぼつかなくなったりするほか、重症化すると心不全を起こして死に至ることもあります。 通常、人の膝の下をたたくと足がはね上がりますが、反応しない場合は、脚気の疑いがあります。」と記載されています。
戦前には年間1万人以上の命を奪ったとされる”脚気”
原因がビタミンB1不足であると判明し、副食としてビタミンB1を含む食事を摂る習慣が広まった現代では、0.30 mg/1000 kcalという脚気のあらわれる欠乏症ラインまで不足することはまずありません。
※成人男性だと基礎代謝2300kcal程度なので0.69mgくらいになります。
ですが、身体のだるみなどを予防する推奨量に達しているかというと、そうではありません。
厚生労働省発表:日本人の栄養摂取推奨量と摂取量 より作成
年によってばらつきはありますが、全体的に推奨量の7割程度しか摂取できていないことが分かります。
ビタミンB1が不足すると、ブドウ糖から十分にエネルギーを産生できなくなり、食欲不振、疲労、だるさなどの症状が現れます。日々元気に活力をもたらすために、ビタミンB1は意識的に摂取しておきたいところですね!
《ビタミンB1を多く含む食品》
・豚肉 ・赤身肉 ・大豆 ・カリフラワー ・ほうれん草 等
現状不足気味かなと感じる方は、サプリメントの利用なども考えてみてください。
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