腱鞘炎やばね指の意外な原因?【鉄分】
最近、腱鞘炎の訴えをきくことが増えました。
詳しいデータがあるわけではないですが、病院やクリニックが独自に発表されている数字を見ると、近年増加しているのではないかと思います。(特に親指の付け根の腱鞘炎・ドケルバン病や、ばね指など)
近年パソコンに加えスマホやタブレットの普及で手先・指先の使用頻度が向上しています。
それに加え、国民の平均摂取量が右肩下がりな栄養素が影響していると考えられます。
それが鉄分です。
”腱”と呼ばれる硬い部分はコラーゲン線維が主成分。
そのコラーゲンを合成するのがビタミンC、そして鉄分なのです。
2001年の鉄摂取量平均:男性8.9mg、女性8.2mg
この時点でも足りているとは言いにくいのですがこれが2019年になると
2019年の鉄摂取量平均:男性7.4mg、女性6.2mg
(推奨量は男性7.5mg、女性月経あり10.5mg/月経無し9mg)
…さらに激減しているんですね。
男性はともかく女性は必要量の8.5mgにも届いておらず、鉄分不足は否めない状況です。
実際、2015年の厚生労働省の調査によると日本人女性の約10人に1人は貧血。月経のある女性に絞ると、5人に1人とも述べられており、数字を見れば当然のようにも思えます。そして鉄分が減ると貧血だけでなくコラーゲン線維の合成が難しくなります。
手首を使ってないのに手首が痛くなる…という方はもしかしたら鉄分不足が原因にあるかもしれません。
鉄分が豊富に含まれているのは
《ヘム鉄》
・レバー ・牛肉 ・赤身魚
《非ヘム鉄》
・大豆類 ・小松菜、ほうれんそう ・海藻類
《両方》
・あさり ・しじみ
ただ、厚生労働省の調査を見ても国民の平均摂取量が減っている状況から考えても摂るのが難しいのが鉄分。
鉄分不足かな?と感じた時にはサプリメントの活用なども視野に入れてみてください。
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