真夜中過ぎの、彼女からの電話。
「....寝てた?」
「起きてたよ。 どした? 大丈夫??」
大丈夫だったら電話なんかしてくるワケもなく。
だけど、メールでも、電話でも、決まって 「大丈夫」 としか答えない彼女というものを知っているアタシであり。
それでもやっぱり、訊かずにはいられない一言であり。
「........大丈夫じゃない。」
意外な発言 ―― 泣きじゃくる彼女の声。
「....なら、素直になるしかないじゃん。 大丈夫じゃない、って言えるってことは、つまり、そういうことでしょ?」
少し落ち着いたタイミング ―― 正直な感想。
「....でも、みんな、優しいの。 だから....」
いくら優しくても
100 の愛情を注いでくれる彼らより
気まぐれに 1 通のメールをくれて
心に波を立ててく彼が忘れられないからこそ
逢わないと決めたことが苦しくて、苦しくて、だから今、泣いてるんでしょ?
シアワセなことだと思うな。
忘れられないことが苦しいくらい大好きになれる人に出逢えた
それはシアワセなことだと思うな。
逢わずにいて、なのに一向に冷めない
代償じゃダメだって ―― ホンモノじゃなくちゃダメだって
そこまで想える人に出逢えたことは、ホントにシアワセなことだと思うな。
それに、人間、ってさ。
誰かに何かを相談してる時点で答えなんか出てたりすることが多いんだよね。
その選択が間違っていないことを認めて欲しくて
その選択が赦されるものだと自分に言い聞かせたくて
決断に必要な勇気を手に入れたくて
最初の一歩を踏み出す勢いが必要で ―― 背中を押して貰いたくて
だから、話せる誰かに話してしまうんじゃないのかな?
「ユルシテ アゲル。」
君が不幸なら、君に注いでくれてる彼もやっぱり不幸だと思うからね。
だから、行ってらっしゃい。
お帰り、って言ってあげるあら、行ってらっしゃい。
間違ってないから、大丈夫だよ。
....ん。
それが、2 日前の話。
心地よく 「想われること」 よりも
痛くても 「想うこと」 を選んだ彼女の勇気に乾杯。
大好き、という切なさ。
そんな痛みを抱えていても、決して彼女は不幸じゃないとアタシは思います。
自分の気持ちに正直になった彼女の選択は、決して間違ってなかったとアタシは思います。
God bless us always....