
濱畑が緑茶を飲むと言い残して席を立ったのでアタシも追いかけた。
「しんやとアタシの分も茶。」
そう言いながら自分の茶を完成させつつある濱畑にティーカップをひとつパス、
濱畑がそれにお湯を注ぐのを確認してからティーバッグをパス、
濱畑がそれを開けてティーカップに投下するのを確認してから次のティーカップをパス、
お湯を注ぎ始めるのを確認してから次のティーバッグをパス、
濱畑の手元にぶつかったティーバッグはダストボックスの中に華麗なまでにストレートイン、
救出するヒマも与えず、それは滑るように美しく奈落の底まで飲み込まれていってしまった。
うぅ。 ....ダメちゃん。拾えないぢゃん、使えないぢゃん、未開封のままゴミになっちったぢゃん。(固)
数秒固まった後、濱畑とアタシ、大爆笑。
ワインが入ってるせいなのか、こんなつまんないことがヤケに可笑しかった。
「へたれの会」 1 年ぶりだかの会合終了。
ヤツらと出逢って 7 年目の秋 ── 出逢いのきっかけをくれた 8 回目の 「10 月 4 日」 が過ぎたばかりの今夜。
変わってしまったものと
変わらずにソコにあるもの
変わらずにいられることの凄さと幸運を
改めて感じることが出来た夜でした。
ん。生きてるのも悪くないね。 悪くないよ....ん。ありがと。