アタシの中では既に 「過去」 で
音源だって HD から抜いて完全に 「封印」 してるバンドさんだってのに
あの晩のことを
あんなにも鮮明に思い出しちゃったのは
あの朝すぐに彼に宛てた手紙の下書きが出てきてしまったから。
....ま、いいか。wwww
何が伝わってきたのかわからない。
何気なく 「シアワセ?」 って訊いてみた FC ツアーの打ち上げの席で
極上の笑顔で 「ん。」 って即答してくれた彼が
(そしてアタシには、彼が間髪入れずにそう答えてくれた事実とその時の笑顔が嬉しくてたまらなかったんだ。)
あの晩に 「シアワセ?」 って訊いても、はぐらかされてしまうような気がしたんだよね。
そのとびきりの笑顔に惚れた彼なのに笑っていない。
笑ってるけどきっと笑ってない。
アタシにはそう思えて仕方なくて、思わず手紙を書いてしまったんだ。
シアワセですか?
「ん。」 って即答できますか?
貴方のシアワセはドコにありますか?
結局、その 1 ヶ月半後にノブさんは脱退し、ドミは 3 ピースになった。
3 ピースになったドミは、4 人で回るハズだった全国ツアーを 3 人で回り、最終的に 「解散」 を決めた。
解散宣言して年を越えた一休の日にノブさんは復帰し、2004 年 5 月 9 日、4 ピースのドミは解散した。
結局アタシは、彼らをオンリーワンにしていた現実と
ヨリドコロがなくなって迷子のままオロオロしてる自分という存在 ――
「気をつけていたのに」 彼らに依存して生きていた明白な事実を突きつけられて
誰かや何かに依存して生きていた自分の愚かさを痛感するに至る。
....そして。
まだまだ迷子の気持ちを持て余しつつ行った 440 ―― ナカジマノブワンマンナイト。
アタシは、羽原裕太郎というオトコが唄う 「旅人」 という唄に出逢ってしまう。
唄は本気でアタシを刺した。
涙は溢れて止まらなかった。
「唄声」 を欲している自分を知った。
―― それがアタシの、「旅人」 と 「羽原裕太郎」 との出逢い。
音源を買った。聴いて聴いて聴きまくった。
音源を買った。聴いて聴いて聴きまくった。
「羽原裕太郎」 が 「吉田一休」 の Replacement か自分に何度も問うた。
「プロペラ」 に逢いに行くことにした。
また逢いたいと思えた。
音源を買った。聴いて聴いて聴きまくった。
音源を買った。聴いて聴いて聴きまくった。
「プロペラ」 が 「ドミンゴス」 の Replacement か自分に何度も問うた。
「プロペラ」 に逢いに行くことにした。
また逢いたいと思えた。
アンリミに出逢った、おみさんに出逢った、フロウズンに出逢った、マスに出逢った、スリクォに出逢った、
海太さんと染谷を記憶から取り出した。
カトケンさん、栄之進くん、ノブさん、ヒデキさん....アタシのセイカツは、簡単には書ききれないくらいの
「たくさんの大好き」 で溢れるようになった。
だけど、大好きだけど一番にはしないよ、ナンバーワンにもオンリーワンにもしたりはしないよ、それはその度に
クチにし続けた。
「気をつけいたのに」 依存してしまっていた、愚かだった過去の自分への戒めもあったけど
物語の始まるずっとずっと前から、「この世にアタシを執着させるもの」 なんか不要だし
(だからこそ 「ドミンゴス」 にハマっていく自分を感じて、アタマの中でサイレンは鳴りっぱなしだったのだし。)
神様のお迎えを望みながら毎日を過ごしてる事実は今も変わってはいないから。
だけどナマ唄に少々の救いを求めているのも
ステージから笑顔と元気と勇気を分けてもらって、その度に 「人生捨てたもんじゃない」 そう思うのも
アタシの中では真実で、だからこその 「No Music, No Life. ―― No Live, No Life.」
....そして最後に気づけた。
羽原裕太郎と吉田一休を ―― プロペラとドミンゴスを
比較したりなんかしていない自分
罪悪感に囚われながら、「Replacement なのか?」 なんて考えていない自分の存在に気づけた。
「たくさんの大好き」 はアタシ流だと自分を赦せるようになった。
つまりはこれが物語の最終章。
端的に言えば、そう。
「きみたちのことが、だいすきですーっっ!!」