ぼうや~良い子だ見過ごしな。
今のギターじゃありません~
嫁の目じりが吊り上がる~
遠い~昔の~ギター達~い~ぃ~い。
”日本楽器余計なお世話ばなし”の時間です。(新シリーズか!)
あるところにSX900Bというとても美人がおったそうじゃ。
わけあって売られる事になったのじゃが。。。
美しかった個体はすでに悲惨な状態になっておったそうじゃ・・・・・
(適度なBGMを脳内で流してください)
※税込み¥42901円で落札されました。おめでとう!
まぁ状態はとんでもない。
白濁、センター割れ
指板割れ。
ナットは2345弦の傾斜からオリジナルと判断。
セル剥がれ。
ピックガード割れ
貴重なシングルエスカッション割れ
共に部品調達には難儀な部位だ。手に入っても数万は掛かるね。
ブリッジ、テールピースの錆び(相当悪い、再利用は難しいレベル)
概ね2万円以上は部品調達にかかる部位だ。
例えば3万円でこれを落としたとする。
ハーネスは絶望的で引き直しとなるだろう。
そんなものは弱電屋御用達ショップに行けば2000位でそろう。
セルのまき直しか貼り付けかで大きく異なるのだが、この子指板にクラックです。
見て取れる限り1Fからうっすらだが22Fまで貫通とみた。
となると、エボニー版からこしらえる事になる。まぁ1万円前後。
そうなればフレットの打ち直しも必須だ。さらに5000円
エスカッションは補修できると思う。
ピックガードも裏板かませば再生は可能と思う。
ナットはオリジナルのように見える、生きていれば良いが。
この子も125と同じ放射状にカットしなければならないから。
失敗も含めボーンナットをいくつか削らないとだめだろう。で6000円くらい。
全塗装か、バフ掛け程度では済みそうもない。
で約1万円見とくか。。もともとウレタン塗装だからね。
ヘッド周りの突板の再利用前提でもこりゃひと手間だね。
ザックリだが、私が個人でリペアするとして、費用は
部材だけで5万~6万だね。
これどっか持ち込んだら事件だろう。
ネック周りで15万
全塗装で6万
ナット再生で2万
SXにそんだけかけるのはちと正気の沙汰ではない。
実用レベルの個体をリフレット、全塗装で10万切る工賃。
本体価格込みで20万かからないからね。
ミントコンディションな品物でも15万程度で取引される。
それだけかけても、まだまだ割れたパーツの手配やらなにやらと湯水状態になるだろう。
ペグやらブリッジやらなにやら新品に出来る部品をざっと見積もると。
5万円はかけないと調達は不可能だろう。
妙な国産部品で組みなおしたら、この子のネックの細さから考えて弦落ちをナットでごまかしました仕様で、まぁ全塗装できれいですね仕様確定だ。
YAMAHAは外観上ブリッジは大きめに見えるが、弦間は狭い。
それをレスポール用の汎用ブリッジでごまかせば、弦間が広がり
弦落ちをごまかすのにさらにナット側に加工を要するわけだ。
それじゃきれいなジャンクになるだけだ。
SXの軽快な弾き心地にはならないだろう。
悩むなぁ。
これ3万円ならベースとして引き取るのもありだが。。。
今のSXの相場が8万前後を考えると。
さすらいのDIY野郎恰好の素材とはいえ、ちと手間がかかりすぎる気もする。
ネックは逆ぞりとのこと。
900Bはメイプルネックにエボニーといった硬いネックだ。
そのネックが割れてそる。
フレットの摩耗は少なく見えるので、水拭きを繰り返し保存だなきっと。
それ繰り返すと割れんだよね。
トラスロッド・・・・死んでるなこりゃ。。
いやいや、ロッドカバーのネジ山がきれいだぞ。。ワンチャンありかも。
総括すると、使用頻度は少ないが放置され壊れたジャンクと見たね。
面白そうなんだが。。。
さてさて。。
参考にしていただければ幸いです。
あ、エンディングソングが無い。
次回考えます。
そいでわ。




