第107話 メッキパーツの使いまわし。 | やっぱり音叉が好き(2ndSeason)

やっぱり音叉が好き(2ndSeason)

Yahooの1Stシーズンを放置したので過去ログが見えません。

なんだか妙に貧乏くさいタイトルだが。

ジャンクあさりして使用可能なパーツを集めるうえでの壁でもある。

 

仕様レベルという点でトレモロはロッキンマジックPro2またはPro3が現実的だ。

Proという選択肢もあるが、それはすでにPro用のスタッズが組まれている場合や

Pro2などのスタッズが打てないときに限られる。

RM2はダメなの?いえいえ、そんなことはないんですが。

御大YAMAMOTO氏のギターから見て取れる傾向は。

RM2が搭載されたフェニックス号

これは後にRMにデチューンされていますね。

生産時期からRM2はRMより1年以上遅いです。

つまりRM2を外してRMを取り付けたということです。

 

このことからもRM2の実用性はかなり限定的なものであると思える。

実際、私も市販のSFX2や3、SG1000XにRM2を積んでいるが。

かなり使い勝手は厳しい。

スプリングのコンディションにやたらとシビアで、”いい塩梅”な時期が短い。

ただそれでもRM2搭載のギターは楽しい、といったわけで少数だが残している。

(SG1000Xは苦労してとっつけたしね)

 

さて先だってブログにパーツ取りに関して書いたが。

そこで難しいのはGoldパーツだ。

とにかくコンディションの良い個体がなかなか出ない。

そしてGold系か各シリーズの”上位機種”の使用が多く、ジャンクとは言え高値が付きやすい。

 

うちのSFX三姉妹の写真を見ていて、やっぱ真っ黒なブリッジはちょっと寂しいな。。。

と思うわけです。

 

ではどうやって金色パーツを使うかを考えた結果が”紫のバナナ号”で実装されている2個一です。

 

現在RMP2はGoldが2個、Blackが4個ございます。

これで2個一を作ってみました。

Pro3はだめなん?

いいですよ、そりゃ2の改良型ですから、私も真っ新なRMP3のゴールドは1号機用にキープしてます。

37㎜ブロックは、パシフィカがほとんど33㎜なので入手はかなり難しい個体にもなります。

33㎜を搭載できないわけではないですが、スプリング部のキャビティを深く掘らなければいけないので

お勧めしません。あくまで合った部材を組みましょう。

ただ搭載される個体がパシフィカが多く、かつ上位機種に限られるので、ジャンクあさりには向きません。

余談ですがPro2のクローム(SS700Customに積んだやつ)

あれはあれで個体数が少ないです。RMXの登場で廉価型はRMP2クロームではなくRMXが多く積まれているからです。

600系はブラック、500系はRMXが一般的で、800/900系がGoldとなります。

用意したのはRMP2のGoldとBlackですね。

この機会に全バラ、グリスアップです。

Goldのプレート部分はミッチャクロン+メッキ保護クリアで仕上げます。

ウレタンクリアでも良いのですが、あれは厚みがあるのでこういった部位には難易度が高いです。

組みなおして出来上がりですね。

こうなると何となくGold系のパーツに見えます。(AriaPro2とかIbanezとかこういったのありますね)

これをもう一組しらえて、GoldベースをSFXに、BlackベースはSG系に装着しようと思います。

 

ブリッジ駒の痛みは避けられないので、そこは使用頻度の高いSFX系に黒を

たまにしか出さないSG系は劣化が進みにくいのでGoldのサドルを装着しようと思います。

 

メッキは禿げます、でもGold系のパーツには確かな魅力がございます。

これはメーカーが上位機種にこぞって採用することで”脳に刷り込まれた”悲しい性ですね。

 

まっくろくろすけでちょっとアクセントが欲しいSFXをドレスアップしてみたいと思います。

さらにエレガントな美人になるでしょう(w

 

そいでわ。