なんだか妙に貧乏くさいタイトルだが。
ジャンクあさりして使用可能なパーツを集めるうえでの壁でもある。
仕様レベルという点でトレモロはロッキンマジックPro2またはPro3が現実的だ。
Proという選択肢もあるが、それはすでにPro用のスタッズが組まれている場合や
Pro2などのスタッズが打てないときに限られる。
RM2はダメなの?いえいえ、そんなことはないんですが。
御大YAMAMOTO氏のギターから見て取れる傾向は。
RM2が搭載されたフェニックス号
これは後にRMにデチューンされていますね。
生産時期からRM2はRMより1年以上遅いです。
つまりRM2を外してRMを取り付けたということです。
このことからもRM2の実用性はかなり限定的なものであると思える。
実際、私も市販のSFX2や3、SG1000XにRM2を積んでいるが。
かなり使い勝手は厳しい。
スプリングのコンディションにやたらとシビアで、”いい塩梅”な時期が短い。
ただそれでもRM2搭載のギターは楽しい、といったわけで少数だが残している。
(SG1000Xは苦労してとっつけたしね)
さて先だってブログにパーツ取りに関して書いたが。
そこで難しいのはGoldパーツだ。
とにかくコンディションの良い個体がなかなか出ない。
そしてGold系か各シリーズの”上位機種”の使用が多く、ジャンクとは言え高値が付きやすい。
うちのSFX三姉妹の写真を見ていて、やっぱ真っ黒なブリッジはちょっと寂しいな。。。
と思うわけです。
ではどうやって金色パーツを使うかを考えた結果が”紫のバナナ号”で実装されている2個一です。
現在RMP2はGoldが2個、Blackが4個ございます。
これで2個一を作ってみました。
Pro3はだめなん?
いいですよ、そりゃ2の改良型ですから、私も真っ新なRMP3のゴールドは1号機用にキープしてます。
37㎜ブロックは、パシフィカがほとんど33㎜なので入手はかなり難しい個体にもなります。
33㎜を搭載できないわけではないですが、スプリング部のキャビティを深く掘らなければいけないので
お勧めしません。あくまで合った部材を組みましょう。
ただ搭載される個体がパシフィカが多く、かつ上位機種に限られるので、ジャンクあさりには向きません。
余談ですがPro2のクローム(SS700Customに積んだやつ)
あれはあれで個体数が少ないです。RMXの登場で廉価型はRMP2クロームではなくRMXが多く積まれているからです。
600系はブラック、500系はRMXが一般的で、800/900系がGoldとなります。
用意したのはRMP2のGoldとBlackですね。
この機会に全バラ、グリスアップです。
Goldのプレート部分はミッチャクロン+メッキ保護クリアで仕上げます。
ウレタンクリアでも良いのですが、あれは厚みがあるのでこういった部位には難易度が高いです。
組みなおして出来上がりですね。
こうなると何となくGold系のパーツに見えます。(AriaPro2とかIbanezとかこういったのありますね)
これをもう一組しらえて、GoldベースをSFXに、BlackベースはSG系に装着しようと思います。
ブリッジ駒の痛みは避けられないので、そこは使用頻度の高いSFX系に黒を
たまにしか出さないSG系は劣化が進みにくいのでGoldのサドルを装着しようと思います。
メッキは禿げます、でもGold系のパーツには確かな魅力がございます。
これはメーカーが上位機種にこぞって採用することで”脳に刷り込まれた”悲しい性ですね。
まっくろくろすけでちょっとアクセントが欲しいSFXをドレスアップしてみたいと思います。
さらにエレガントな美人になるでしょう(w
そいでわ。