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私の目標は、 子供がいなくても幸せ
という境地になることです。
潜在意識にアプローチし、今までの価値観を変えたいと思い、2017年2月より瞑想をはじめました。
私がしている瞑想は、北山裕子さんのブログ「前向き気づき日記」を参考にしています。
心を開く練習をしています
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私は、以前、お金のかかる習い事をしていたことがあります。
そこには、私より少し下の世代の女性が10人ぐらいいたのですが、裕福な方ばかりで、金銭感覚が全然違いました。
外資系企業に勤めていてしょっちゅう海外出張をこなしている方、誰もが知っている一部上場企業で総合職で働いている方、医師の方・・・。赤のBMWに乗っていたり、家にグランドピアノが置いてあったり、と生活レベルが違います。話題は、都内の有名なレストランでの話、アクセサリーの話、海外旅行の話、などで、私は全然付いていけませんでした。
でも、そういう恵まれた方は余裕があるのか、気遣いもできて、優しいのですよ。私も、仲間に入れてくれていました。私はいつも緊張していて、何とか自分を盛ろうとして、心底疲れたけれど。
まったく、本当に、自分と比較しても仕方ないのは分かっているのですが、惨めな気分になるばかりでした。
当時、私は月１～２回の頻度で、シータヒーリングのセッションを受けていました。「そういう中に入れたということは、もうすぐあなたもそうなれる、ってことなのよ。」などと言われて、その気になって、我慢して習い事を続けました。でも、当然ながらシータヒーリングのセッションを受けても状況は変わらず、約３年で習い事をやめました。
（ちなみに、そのシータヒーリングの方とは、もう会っていません。会う度に自慢話を聞かされ、「何で高いお金を払って、嫌な気持ちになるんだろう？」と思い、足が遠のきました）
彼女たちにどう思われるか、など気にせず、堂々としていればよかったんでしょうけど、私は惨めで仕方ありませんでした。
実際、彼女たちと同じようにお金を使っていたら、私は全然貯金できないと思うんですよ。お金のブロックがどうのこうの、とか、呑気に考えられませんでした。
ここ数年、彼女たちと会うことはないのですが、facebookで近況を知ることができています。
その中の一人が、もうすぐ出産します。
彼女は、性格はいいし、美人で、仕事も順調です。旦那さんはイケメンで、堅いお仕事をされていて、忙しいだろうに家事も手伝ってくれています。妊娠中に大きなトラブルもなく、マタニティフォトを撮り、産休に入る前には彼女のためにお食事会が開かれ、本当に、何というか、こんなに恵まれた人がいるんだ、って感じです。
そんな時に思い出すのは、中島みゆきのこの曲、「怜子」
♪ ひとの不幸を祈るようにだけは
なりたくないと願ってきたが
今夜 おまえの幸せぶりが
風に追われる 私の胸に痛すぎる ♪
心のせまい私は、「彼女がさらに幸せになりますように」、なんて祈れないです
。
うらやましくて、妬ましくて、自分が情けなくなってしまいます。
先日、渡辺和子先生の「面倒だから、しよう」を読んでいたのですが、
せめて、相手の不幸を願わないことを心に留めて生きたい
と、書いてありました。
渡辺和子先生の場合は、父親を殺した相手に対しての思いですから、私とは全然レベルの違う話です。それは、よく分かっているんですが、渡辺和子先生ほどの方でも、いろんな苦しい思いを抱えていて、努力して乗り越えていらっしゃったんだ、と知りました。
それならば、凡人の私が努力するのは当然のことです。
今の私は、周囲のおめでたい話に心がついていかなくて、「心から幸せを祈り、祝福する」、という気持ちにはなれません。
だから、「せめて、相手の不幸を願わないようにしよう。」と思うのでした。
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