ブックレビューを書いてみた
文章の学校の課題「ブックレビュー」を書いてみた800字制限て、意外ときついのださて、みなさんは私の「ブックレビュー」を読んで本を読みたくなるのだろうか?なぜか、この本になる。 好きな本を書こうと思った時、真っ先に浮かんだのがこの本だった。何年も開いてないし、持っている事すら忘れていた。なのに、なぜだか、,パッと閃いた。久しぶりにパラパラと頁をめくると、初めてこの本を手にした情景を思い出した。 出会いは二十年前。その頃の私は、婚活に力を入れていて、婚活相手の一人に、本好きで司書のように詳しい女性がいた。そこで、お互いの事をよく理解しあえるようにと「好きな本を交換しませんか?」そう提案した。 本屋に着くと司書さんは、迷うことなく書棚から本を選び「私の旦那様には、この本は読んでおいて欲しいかなぁ…」 言葉を添えて渡してくれた。 しかし、司書さんに感想を伝える事はなかった。 私が渡した本が悪かったのか、それとも素行が悪かったのか…。 作品の舞台は中国。三百年続いた清朝が終焉を迎ようとするなか、田舎の貧農の青年、王龍が嫁を迎えるシーンから物語が始まる。子も生まれ畑も広がり、平凡な農民の生活を送っていたが、王龍の決断から、王家三代に渡る運命が思わぬ方向へと動き出す。 冒頭の地味な入りから、ジワジワと湧いてくる興奮に、頁をめくる手が止まらない。夕が朝になり、気が付くと、千頁をゆうに超すこの作品を読み終えていた。 丁度、NHKの「ファミリーヒストリー」中国版で、様々な駆け引きと、生々しい心理描写、特に寡黙で献身的な嫁、阿藍の死ぬ間際の告白が一番心に残る。時を遡っても女としてのプライド、情念は不変だなと思わせる下りだ。 苦い情景を反芻していると、ある結論に辿り着いた。 作者は人としての「道」を家三代の物語に置き換えて、分かりやすく説いている。そして、そのメッセージは二十年前のあの時から、私の心に緩々と染み込んで、私のバックボーンを作ったんじゃないか?だから、一番に閃いたんじゃないのか?そう考えると笑いが込み上げてきた。 パール・バック著「大地」背骨が喜ぶ本です。