このゲームの特徴は、視認やレーダー索敵は、あくまでも目標を見つけるだけで、ほかのゲームとは異なりロックオンするためではありません。つまり、通常ゲームとは異なる手順や戦闘解決となります。
当然ながら、ミサイルを発射するには、敵を見つけなければ発射できません。敵を見つけた後どうなるのでしょうか?
IRミサイルとレーダーホーミングミサイルとは、ほぼ同じで、どちらも目標にミサイル自体でロックオンできれば発射できることになります。発射後は、ミサイル自体が飛行し、目標まで飛んでいきます。ここで重要なのは、通常ほかの空戦ゲームであれば、発射した母機でレーダーロックオンを維持する場合が多いのですが、このゲームではその記載がありません。よって、打ちっ放しのままゲームは進行します。
目標確認は、レーダーであれ視認であれ、自分の確認可能な範囲内にいる全ての未確認目標を確認する試みができます。これが意外と重要で、他のゲームとは大きく異なります。
また、損害判定もほかのゲームとは異なり、ミサイルは命中したかどうかだけの判定です。ミサイルの場合、命中したら自動的に目標は墜落となります。
意外と省略があり、大味ではあるけれど、それなりにうまく機能するようにできているとは思います。とにかく、ミサイルは他のゲームより凶悪ではあります。
次回に続く。