ゲーム自体は、前作のJet Fighterの続編になっているようですが、実際は単独でプレイできるように仕上がっています。基本的には、前作に対地攻撃を行えるルールを付加したものとなっています。
ルールの後半部分は、爆装のルールであり、ミサイル搭載による能力低下がなかったのになぜか、今回は爆弾搭載による最大速度と旋回半径の低下があります。これで、爆弾の搭載でのリスクがかなり表現できます。
搭載できる爆装は、爆弾とロケット弾だけです。空対地ミサイルはありません。
基本的に、緩降下か水平による爆撃が主たる攻撃になります。
ロケット弾は、当然無誘導なので、キャノンと同じ感じの扱いになります。単に、長射程のキャノンだと思うしかありません。
爆弾は、重量で区分され、6種類あるのですが、かなりあっさりした爆弾の投下判定になります。
もう1つは、クラスター爆弾があるのですが、ルール内では、単なる爆弾になっています。
当然ながら、爆弾は重量に比例して効果はでかくなるので、大型爆弾を搭載しうまく命中させればそれなりに損害を与えることができます。
とは言いつつ、爆弾の損害判定もキャノンと同じように簡略化されていて、単に爆弾かロケット弾かクラスター爆弾かの種別でしか判定しません。
この爆撃ルールの追加で、遊べる範囲は広がったのですが、スケールがへクス間が200メートルなので、どうしても戦場が狭い欠点を持っています。実際全ての付属のマップをつないでも、28キロにしかならないので、近接のすごい近接支援しかできないことになります。
前作の作品のマップを接続しても、56キロにしかならないため、状況的には、狭い範囲にある攻撃目標を叩くことになります。
ただそれでも、空戦と地上攻撃を同時にできるのは、日本で戦術級では、ほぼこれだけです。