私が参加させてもらっている橋のボランティア清掃ですが、今までに新聞の記事に乗ったりRAIラジオ(国営ラジオ)に何度かインタビューされたりしていました。
先日私もラジオ局の人にインタビューされて返答したのですがそちらが放送されていました。
私の下手なイタリア語で恥ずかしいわ。
これらはきちんとした情報を記載や発信してくれています。
さて、数週間前にとある記事でこの清掃のヴォランティアのことが取り上げられ、私たちが掃除しているところが写真として出ていたの。
で、その記事には日本人観光客が日曜日の朝7:30にシスト橋をヴォランティア清掃しているとのことだったのよ。
ここでヴォランティアしているのは皆ローマ在住の日本人ばかりなのでちょっと間違った情報でした。
でもそれ以外のことはこの活動について悪いことは書かれていなく、ただ前回ローマ市長が属していた党の人が現在の市長をゴミや掃除関連のことで悪く批評していました。
現在の市長は悪い意味で記録を作ってるみたいな感じでね。
あまりにも街が汚くてみかねた日本人観光客がお掃除しちゃうんだから。
みたいな感じでね。
で、思ったの。
清掃しているのはローマ在住の日本人って知っていても観光客ってわざと書いて面白いおかしくしたのかな?ってね。
こう書くことで視聴者の気を引くような記事にしたのかな?
でこの記事がsnsでシェアーされてそれに関してたくさんの人がコメントを書いていたの。
多くがこんな汚いローマを恥と思わなきゃ。とか
みんなが道徳心を持っていればこんなには汚くならないとか
日本はレベルが違う国だとかそんなことが多かった。
で、ある人はヴォランティアって言って実は金をもらってるんだとかもあったな。
B&Bで泊まって清掃してみたいなプログラムだ!なんて感じのことも書いてあったわ。
みんな観光客って書いてあることで必要以上の想像が膨らんでるんじゃないかな?
まあこのことで私たちの活動が変わるわけでなく、活動の本質を見失わないようにしましょうね。と話しています。
で、今朝、お掃除の状況を動画でアップデートしようと思い家を出てから動画を撮り始めていて橋に到着したら、ローマの清掃会社、AMAの人たちが橋の大きなゴミを掃除してくれているではないですか!
昨日もお掃除をしたメンバーがいますが昨日はこの人たちきてなかったそうです。
記事には日曜日の7:30って書いてあるからかな?それに合わせてきてくれたのかな?
お掃除していた清掃会社の人に聞いたらシスト橋辺りを掃除してこいと上から言われたそうで、来週も来てくれるのか?と聞いたらそれはわからないと言っていました。
先週掃除中に清掃会社の人が近くを通った際に私にどうもありがとうって言って言ったの。
私たちの活動に感謝をしてくれたのです。
その時にその人とちょっとお話をしたのですが彼自身自分達の仕事として一般的な掃除だけでなくタバコの吸い殻等を拾う特別なプロジェクトをやりたいと会社に出していたそうなんです。
でも先週の時点では彼曰く自分の提案した意見に返事はなかったと言っていました。
だからもしかしたらSNSの記事とは関係なく彼が出した提案をもとに清掃員の人が日曜の朝7時半に来てくれたのかもしれない。
どんな理由であろう私たちだけだと限界のある掃除だけどプロの人が手伝ってくれればいつもより早く綺麗に仕上がることは確か!
ありがたい話です。
今日撮った動画は今週中にでもアップしたいと思っています。
夏の間は特にお祭りや外でたむろう人たちが多いのでゴミが多く出ますが一人一人がゴミをしっかり捨てる、ポイ捨てをしない、などと心掛ければ街は綺麗になるんだけどね。
みんなが心がける街になることを願うばかり。
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