ここ数年イタリアでも抹茶やグリーンティー商品を見かけるようになった。
欧米のティ—バッグのグリーンティーは日本人が飲むと薄く感じたり香りがほとんどしないと思うかもしれない。
だから私は日本から持ってきたものしか飲みません。
こちら、買ったことないけど抹茶のアイスティーのようだ。
通常欧米のボトルのグリーンティーには砂糖が入っている。
これにも砂糖が入ってるって一番右のボトルに書いてあるのが見えます。
Thè はテと発音してお茶という意味。
Verdeはヴェルデと言って緑ってこと。
Con aloe vera はアロエヴェラ入りってこと。
だから緑茶にアロエが入っているのね。
これもきっと甘いと思うけどアロエ入りってどんな味だ?
そう言えば先日抹茶レモネードのことを書いたけど似たような抹茶のアレンジドリンクよね。
さて、最近では抹茶や緑茶はイタリア人も知っていても抹茶のお菓子はまだ食べたことがないという人も多い。
そんな抹茶ドルチェを食べたことのないイタリア人たちのパーティーに以前、あんこ入り、抹茶ロールケーキを作って持って行ったことがある。
最初みんな
とはあからさまには顔に出さなかったけそ何それ????
と不気味な緑の物体をちょっと遠目から眺めている人が多かった。
まあね、ケーキが緑色してたらびっくりするわね。
「フワフワで美味しいよ。 一スライス食べてみる?」
と聞くと
「薄いのをちょうだい。」
ってみんな言ってきた。
きっと私に気を使ってNoとは言えなかったんだろう。
だから薄ーく切ってあげたの。
そしてみんな食べ始めたらさっきまでこわばってた顔が緩んできた!
美味しいって言ってもう一スライスちょうだい!
って何人も言ってきた。
で、あっという間になくなっちゃった。
日本のスポンジケーキを作るようにふわふわの生地に抹茶を入れて作ったんだけどイタリア人もフワフワで抹茶の香りが楽しめるケーキは好きなようだ。
先日羊羹があることに気づいた。
羊羹は普段あまり食べないんだけどお土産にいただいたものがこのままでは賞味期限が切れちゃうから何か使い道はないか?と思って抹茶マフィンに入れてみることに。
マフィンはこちらのレシピを使わせていただきました。
ちょっと形が悪いけど抹茶マフィンにこしあんが入った感じで美味しかった!
今回レシピより抹茶を多めに入れたから大人の味よ。
そういえば子供の頃は抹茶は好きではなかった。
中学生の時、親友のよっちゃんに連れられてお茶屋さんの抹茶ソフトクリームを食べたんだけど私には苦くて美味しいとは思えなかった。
よっちゃんは
「美味しいでしょう!」
っていうからまずいと言えず
「美味しいね。」
って言った覚えがある。
今更だけどよっちゃん、あの時嘘つきました。ごめん。
でも今は濃厚な抹茶の風味が大好きです!
年を重ねると味覚が変わるね。