昨日は叔父の初盆参りに行ってきた。仏壇は祖父母が住んでいた離れにある。久しぶりに離れに入った。子どもの頃入り浸っていたのだが、今見るととても狭い。従妹と「こんなに狭かったんだね」と話した。
今思うに理想的な祖母だった。専業主婦で割と裕福に過ごしていたからかもしれない。学校が休みの日は、共働きの両親に代わって祖父母がいつも色々な所へ遊びに連れ出してくれた。キャンプ、花火大会、観光地めぐり、スケート、ドライブと沢山あるが、一番印象に残っているのは祖父母の離れでの昼下がりだ。
窓を開け放した部屋で扇風機と祖母がうちわで扇いでくれるささやかな風でお昼寝するひとときだ。穏やかで怠惰な夏の思い出である。あまり社交は好まないシャイな人だったように思う。亡くなる前日まで自分で買い物に行き自分のために食事を用意して普通に過ごしていた。自家製葡萄酒を作って孫たちに少し味見させてくれたり、梅酒をつけたり、正月は大量の料理を用意して親族をもてなしていた。料理好きだったのだろう。
梅酒と言えば、漬けた梅をこっそり内緒でたくさん食べてしまってベロベロに酔っぱらった記憶がある。
今日の室温は今30℃。窓を全開にして扇風機だけで過ごしているが、座ってパソコンを使っているだけなら快適だ。斜め向かいの家には半年前にスリランカ人が引っ越してきた。開けた窓から異国の言葉が聞こえてくる。この感じが、なんだかあの頃の怠惰な夏の雰囲気に似ている。
今日はエアコンをつけずに寝室でベッドに寝転がって読書に勤しもうかな。あと3話で読み終わるし。
うん、次の本がもうすぐ届くからそうしよう。
次は心揺さぶるものを読みたいと思い、これに決めた。
明日夫が遅い盆休みで帰省してくるから、明日からちょっと忙しい。今日はのんびり過ごして、整骨院にも行って体力を残しておくことにする。
あ、そうそう、甘酒をやっぱりまた作ってみた。試してみたかった炊飯器で作るので。家にいる日なら芯温計さえあれば他に道具はいらないので手軽かなと思う。
1.普通に炊飯する
2.炊けたら保温スイッチを切って熱湯と水を加えて混ぜて60℃にする
3.米麹を混ぜ込んで蓋を閉める
4.時々(1時間半に一回くらい)温度を計って下がっていたら保温スイッチを入れて55~58℃にしてまた切る
5.4を繰り返していい感じに仕上がったら炊飯スイッチを入れて70℃まで加熱する
6.保存容器に移して保管
5時間くらいで完成した。太らないように、オーバーナイトオーツに大匙一杯入れて摂取することにする。