2019年5月にわが家へやってきたお猫様たち、もう4年もたってる。 4年5年なんてついこの前って感覚。早いわー。ちっさくてかわいかった。
外に出たことがない箱入りお嬢様たちなので、窓の外によその猫がやってきて威嚇されても、「何かしら、この人?」みたいな感じで2匹で窓辺で戸惑っている。
いや、そういえば一回出たことがある。 ウッドデッキにうちの子たちとよく似た猫が2匹座ってるなと思って、よーく見たらうちの子たちだった。
ひー
焦る気持ちを抑えて平静を装い、窓を開けて「でっちゃん、こっちゃん、こっちにおいでー」と呼びかけるとスタスタと落ち着いて部屋に入ってきた。
が、
2匹ともしっぽがボワボワに逆立ってたの。お外にびっくりしたのね。 その後も出たがることはなく、めでたしだったのだけど冷や汗かいたわ。深窓のご令嬢たちが外に出たら何が起こるかわからない。
若い人と話してて「昔は」って言うから昔ってどのくらい前のことをいうのか聞いたら5年くらいだって。そっか、そっか、若いころの5年は長いよね。わかるわ、私もその頃があったから。 もう今では20年前のことだってついこの前だもんね。
老境に刻一刻と近づき、若いっていいなと思う。でも、その時に戻りたいとは思わない。若い時はその年齢ゆえの悩みや辛さがあるし、未熟なゆえに傷つくことも多い。それでもキラキラしていられるのは、未知数の未来があるからだろう。
だから、もう一度若いころに戻ってその後の人生で同じことを繰り返す気力はない。記憶を消して戻してあげると言われても「いや、もういいです」とお断りすると思う。
私は「今」がいい。それにこの先の人生で今が一番若いんだし。
今日の晩ごはん
かに玉 牛肉ともやしセロリの炒め物