駅前に行き、夕刊を買ってきた。

広場のタクシー乗り場は、今日はタクシーが待機していない。
そのスペースに、軽バンが停まり、後ろのドアを開けていた。
どうやらその場所で、瓶入りリンゴジュースを売っていたようだ。

横でお巡りさんがじっと立ってみていたのである。

うーん。

今までこんなことはなかった。
無許可な販売行為だから、法律違反である。

でも、こんな交番のすぐ横で、そんな行為をするとは、何だか社会が荒れてきたように感じてきた。
車両ナンバーは地元のもの。
販売している青年男性は、まあ日本人なんだろう。

こんなところから法律が緩み、歪み始めて、狡く儲けようという人たちが蔓延りだしそうな気がする。

今までのルールに則った社会の機器なのかもしれない。
ますます嫌な感じがしてきたのである。