さて、見終わった。
結果報告である。

まあ、ネタ晴らしはしないので、死者数と、主な事件の犯人の数のみ列挙。

死者:5人(本件発生前前1人、先生登場前1人。登場後3人(男性2人、女性1人))。
犯人数:主犯1人+共犯1人+脅迫者1人。
房事シーン:なし。
裸が出てくるシーン:1回のみ。

そして、今回の明智先生の見せ所。
今回は1回。
見せ場はなく、先生静かにコートを脱ぐばかり。

さて、演技陣。
待田京介という俳優さん。
今回初めて知った。

1950年代後半に日活でデビューし、その後、東映で活躍した俳優さん。

この人が、我らが明智先生を以下のように罵倒する。
「名探偵とは名ばかり。我慢できないほど傲慢で、呆れ返るばかりに無知で、鼻持ちならない気取り屋」。
先生も負けてはいない。
同じ言葉を後で相手に言い返すのである。

今まで明智先生とここまで小気味よく知恵較べをした相手はいなそうである。

それから、今回二役の天地茂。
一般的な天地茂の演技のバージョンをちょっと膨らませた感じで、ちょっと妹に甘い、笑顔がニヒルでない将棋指しを演じていた。
文代さんは、どっちのファンになるだろうか。

そして、岡田奈々。
1977年に、暴漢に襲われる事件もあったが、それにも負けずに今回の演技であった。

それから、このパターン。
どっかで見たなー、と思ったら「刑事コロンボ」の「パイルD-3の壁」。
確かに、一回探したところはまた探さないもんね。
しかし、あの状態に変えてあったら、運ぶには、小型トラックが必要に名なるのである。

ちょっと気になるのは、十字路での交通事故は、何故必要だったのか。
たぶん、犠牲者を増やすためだったとは、想定できるが、そんなものであるか。

まあ、取り敢えず、満足であった。

また来週も見るのである。