今週日曜日もまた、BS松竹東急で「江戸川乱歩の美女シリーズ」である。

今回は「大時計の美女」。

まあ、ネタ晴らしはしないので、死者数と、主な事件の犯人の数のみ列挙。

死者:5人(事件発生前1人、明智先生登場後4人(女性2人、男性2人(1人は事故死)、3人は同一犯による殺人)。
犯人数:1人(その他細かい事件はあるが、殺人までは至らず)。

今回のメインの登場人物は、横内正(初代格さんで、グルンワルトだ)、根上淳(MATの伊吹隊長だ)。
女優さんは、赤座美代子と結城しのぶ。
第一作の「氷柱の美女」にも登場した松橋登も出てきている。

今回の明智先生の見せどころ:
顔面が先天性形態異常(コンプライアンス的にはこの表現か)の使用人・甚助のマスクを剥がしてその衣装もススッと脱いで登場。
もう市川歌右衛門の「旗本退屈男」ばりに、登場するたびに、スーツが決まっている。
最後の岩だらけの海岸のシーン(二時間ドラマのエンディングの定番はもうこの頃からか)では、白のスーツだ。
クリーニングが大変である。

美人助手(この表現はコンプライアンス違反か)の文代さん。
最後には、老婆の幽霊になって飛び出すシーンあり。
けっこう楽しそうである。

浪越警部の活躍の場はあまりなかったが、安定の荒井注であった。

さて、また来週も期待である。