昨日視たBSテレ東の番組である。

三橋美智也、春日八郎、村田英雄の三人について、落語協会会長・柳亭市馬、立川志らく、林家たけ平という三人の落語家が語るという内容。

もう市馬師匠、落語を語るより、昭和歌謡を語る機会の方がテレビでは多いようである。

武田鉄矢が、昔のVTR(東京12チャンネルは過去のストックが膨大にある)に出た妻の前で歌う春日八郎(照れてる)と村田英雄(堂々としている)の差について、「さすが曲師(きょくし、浪曲師のこと)なので堂々としている。いつも背後に三味線を奥さんにひかせているから違うんだ。」と語っていた。

さすが、歌手にして、浪曲、講談、浪花節にも時代的に接している世代は、語る言葉が違うのだと思ったのである。