図書館までの道すがら。

もうすでにツツジは終わってしまった。
歩いているとちょっと汗ばむ。

長細い公園の花壇に、見たこともない花が咲いていた。
直径一センチにも満たない花が、輪を描くように複数咲いている。
辺縁部の花の色はピンク色、中心部の花の色は黄色である。

今までこんな花は、見たことがない。

ネットで「ピンクと黄色の花」で検索した。

あった。
ネットは便利である。

ランタナと言う名前なのだそうだ。
クマカズラ系の植物で、中南米産。
帰化植物で繁殖力が強すぎて毒性があるとのこと。

まあ、きれいではあるが、あまり植えてはいけないもののようだ。

筆者が子どもの頃に見た毒々しい色のアイスキャンディを思い出した。
まあ、似たようなものかもしれない。

空は青く、流れる雲は白。
風は涼しく快適な散策なのである。