朝の連続テレビ小説「虎に翼」。

今回は、瀕死のお父さんが、いろいろとお話する会であった。
冒頭では、お兄さんが戦死してしまい未亡人となってしまった兄嫁さんの行く末に言及するシーンであった。

妻が解説してくれた。
この時期は、まだ戦前の民法下の時代。
戸主であるお父さんは、法律的に無能力者である兄嫁について、さまざまな責任を負っていた。
なので、兄嫁の行く末について、法的な責任について述べたのではないかと教えてくれたのである。

そう。
映画「犬神家の一族」で冒頭に執り行われた「家族会議」とは、旧民法下では「親族会」と呼ばれた法的な手続きであると調べた妻が言うのだから間違いはないのである。