「オバQ音頭」という音頭があった。

藤子不二雄先生のマンガ「オバケのQ太郎」という作品が1965年くらいに流行った。
アニメも作られ、その一環として、石川進と曽我町子が歌う「オバQ音頭」という歌も作られ、一世を風靡した。
(同輩諸兄諸姉、覚えておられるだろうか。)

「空は晴れたしホイ、オバQ、悩みはないしホイ、オバQ」というフレーズが、先ほど天啓のように頭に浮かんだ。

人生なかなかこの境地には至れない。
空はしばしば晴れることはあるが、悩みがなくなることは、ほとんどない。

実は、今がその状態。

散歩しながら、この音頭を心の中で呟けば(声に出してはいけない)、たちまち気持ちは大原正太である。

次の悩みが来るまで、この状態を維持である。