スーパーマーケットに歩いて行った。

10時過ぎである。
すれ違う人、追い越す人、皆年寄りばかりである。
杖を突いたり、キャリアカーを押す人たちが多い。

それはそうである。
平日の9時過ぎに自由に町の中を開ける人は、高齢者しかいない。
他の人は、皆、幼稚園、保育園、学校、職場に行っていて、自由に出歩けないのである。

それから、筆者のように無職の人のみが、自由に出歩けるのである。

その幸せを噛み締めたのである。