今期の大河ドラマ「光る君へ」。

もう、授業についていけなくなって、教室の後ろで、教科書の挿絵に落書きをしている高校時代を思い出している日曜日なのである。

今日は、石山寺詣で。

妻によると、この石山寺詣では、古典文学の中にはよく出てくる話なのだそうだ。

「蜻蛉日記」の作者である道綱母のかげろうさんも、兼家さんが存命中に出かけたそうである。

今回もかげろうさんが、石山寺で紫式部たちに、自分の書いた蜻蛉日記の話をするシーンが出てきている。
何でも、他の人に読んでもらうことを前提に書いていたと、ドラマの中では語られていた。

こんなに面白い話に展開できるのだから、脚本家は楽しいだろう。

きっと、古典に目覚める若い人たちも多くなりそうである。
しかしまあ、今回も道綱くん、おバカなことをし続けている。

千年後まで、おバカな行動が広められて行くなんて、今の時代のスターのスキャンダルが時代を越えて残る以上に強烈である。