東京回想、東京都内の消えた学校。
新制の都立高校の次の学校である。
機械的に区の順番で進めていく。
北区の消えた高校の続きである。
次は都立赤羽商業高等学校である。
統合された定時制高校の場合、統合された新しい学校のある区のところに書いていく。

【学校名】
都立赤羽商業高等学校。

【統合時の所在地】
北区西が丘3-14-20(現・都立赤羽北桜高等学校)。

【消滅年】
全日制:2020年。
定時制:2003年。

【消滅事由】
全日制:都立赤羽北桜高等学校に改編されるため。
定時制:都立城北高等学校全日制・定時制課程と北園高校・池袋商業高校の各定時制課程と統合のため。

【統合後の後継校】
全日制:東京都立赤羽北桜高等学校。
定時制:東京都立桐ヶ丘高等学校。

【前身学校等】
以下の歴史をたどっている(wiki等より)。

1950年 東京都立城北高等学校赤羽分校(定時制課程普通科)として設立
1954年 定時制課程商業科併設
1959年 東京都立城北高等学校赤羽分校廃止
1959年 独立して東京都立赤羽高等学校(定時制課程普通科および定時制課程商業科)として開校
1962年 全日制課程商業科新設
1963年 東京都立赤羽商業高等学校と校名変更
2003年 定時制課程が閉課程となる
2020年(令和2年)3月 - 東京都立赤羽北桜高等学校に改編されるため廃校


【跡地利用】
都立赤羽北桜高等学校。

【コメント】
東京回想・消えた学校。
北区の続きである。
次は、都立赤羽商業高等学校である。

Wikiにあった「東京都高等学校の廃校一覧」を参照して進める。

この学校は、Wikiに記述があった。
後継校の正式サイトには、一言程度しか書かれていない。
Wikiの記述を参照して確認する。

この学校は、終戦直後の1950年に、城北高等学校の赤羽分校(定時制普通科)として設立されている。
1954年に定時制課程商業科を設置。
1959年に分校が廃止され、都立赤羽高等学校(定時制課程のみ)として独立
1962年に全日制課程商業科新設され、翌1963年に都立赤羽商業高等学校と改称である。

この頃は、工業・商業の高等学校が大変人気があったので、たくさん新設されたらしい。
そのうちの一校である。

この後、約半世紀程度、滝野川の地で商業を学ぶ生徒たちを輩出していったのである。

この学校も、2000年代の都立高校「改革」により、閉校となる。
2020年に、定時制課程が都立城北高等学校全日制・定時制課程と北園高校・池袋商業高校の各定時制課程と統合。
城北高校跡地に設立された昼夜間定時制(3部制)総合学科の東京都立桐ケ丘高等学校となっている。

2020年に、全日制課程が都立赤羽北桜高等学校とに改編され閉校になった。
赤羽商業高校の跡地に家庭・福祉専門の東京都立赤羽北桜高等学校が設置されている。

元の場所の位置を確認する。
場所は分かりやすい。
西が丘の味の素フィールドの東側。
都営地下鉄三田線の本蓮沼駅の東側約700mのところ。
JR赤羽駅からだと直線距離で1.3Kmである。

これから先もこの地で家政や福祉に関する有為な人材を輩出し続けて行ってほしいのである。