今回の夢と希望、八郎潟の干拓地を見てみたい、である。

八郎潟、秋田県にあった湖である。
琵琶湖に次ぐ日本で二番目に大きい湖だった場所である。

戦後の食糧増産のために、干拓されて広大な農地になった場所である。
今だったら、自然保護とかの発想からこんな干拓は、しない気がする。
でも、埋めてしまったものは仕方がない。

その後、作った農地での稲作が減反の対象になったりと、いろいろなことがあったらしい。

さまざまな政策に翻弄された地である。
一度見てみたい。

松谷みよ子の創作民話だったかな、「八郎」の話も興味深い。
そんな人々のさまざまな思いの折り重なったかつての湖で、干拓されて農地になった場所を眺めてみたいのである。

自然の存在と人間の所業を確認してみたいのである。